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2011年4月19日

KERSがレッドブルのネックになっていることは間違いない

カテゴリ:2011 FORMULA 1 UBS CHINESE GRAND PRIX
初敗北のベッテル(レッドブル)、「敗因はスタート、KERS、レース戦略......」 [FMotorsports F1]
まずはスタートが悪かった。グリッドの側のせいかも知れないけれど、あるいは「KERS」(運動エネルギー回収システム)のせいかも知れない。また2ストップ作戦だったので心してタイヤを労ったんだけれど、結局最後はハミルトン(3ストップ)に抜かれてしまった。

 KERSに関してはウェバーもたびたびトラブルが出ているし、今回の件でレッドブルにとってネックになっていることは間違いなくなったね。シーズン前から危惧していたんだけど、KERS&DRSで冗談みたいに追い抜きが容易になったからKERSがまともに動かないと本当にキツイ。

 で、もう一つのピットストップ戦略だけど、マクラーレンはちゃんと2回と3回をシミュレーションしていたんだろうね。対して、レッドブルはマクラーレンの混乱(バトンの件とか)もあって予定通りで十分だとか、ちょっと甘かった部分があるんだろうね。そこがマクラーレンという歴史のあるトップチームと、トップチームになり立てのレッドブルの大きな差になっているんだろうね。

 ピットストップ戦略についてはその要因のほとんどがピレリタイヤに起因するもの。この後も、気温変化路面変化、とにかくピレリには手を焼くと思う。それだけに、様々な戦略を用意しておくことが何よりも重要なんじゃないかな。その辺りの話しってレッドブルがどの程度のものを持っているかよくわからないから、もしかしたら今年のレッドブルの優位は開幕だけって言うパターンもあるんじゃないかと。

 ヴェッテルは速いしレッドブルのマシンは強いんだけど、ちょっとした点で突かれてしまうのが今のF1。そのうち、フェラーリが復活してくるし、メルセデスやルノーの速さも侮れない。こりゃー、ヴェッテルの連覇ってのは簡単なことじゃないのかもしれないね。



投稿者 ymkx : 2011年4月19日 12:00 |