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2013年10月 4日

続・世田谷区のモンテッソーリ教育的な幼稚園に子どもを入れてみて

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 やー、幼稚園の面接な時期ですな。うちのブログは通常は本業であるサーバエンジニアだとか、趣味のモータースポーツの話し、後は下北沢の話題で定常的なアクセスがあるのですが、9月以降は一気に幼稚園の話しでアクセスが増えるわけです。

 うちの子供も今年が幼稚園最後の年で、来年からは小学生。小学校の話しが気になる時期ではありますが、最後の最後にこの幼稚園の素晴らしさを書き留めておきたいと思います。

 人見知りで初めての場所では常に固まってしまううちの子供でしたが、なんだか気づいたら最低限の社会性は身につけていました。

 モンテッソーリだからなのかよくわからないですけが、うちの子供が通っている幼稚園は縦割りです。そう、縦割りとは、年少・年中・年長が同じ教室で過ごします。実際には、それぞれの学年でやることは違いますが、3歳から6歳にかけてこの年の違う子供が同じ場所にいることがとても重要なんです。

 年少さんは幼稚園に慣れること、年中さんは自分一人で幼稚園生活で必要な一通りのことができること、年長さんは年少さんの面倒を見ること、それぞれの学年には与えられたミッションがあるのですが、それがものすごく魅力的なんですよ。正直な話し、年少・年中まではその魅力に気づかなかったのですが、年長になると本当に頼られる存在になって、一気に成長するんです。まー、同時にいろいろな意味で生意気にもなるんですけどね。

 去年書いた、世田谷区のモンテッソーリ教育的な幼稚園に子どもを入れてみてでも触れましたけど、あの時よりもはるかに詳しく園での生活について話を聞かせてくれます、、、と、実はそれは年長さんの最初だけの話しで、徐々に幼稚園の話しはあまりしてくれなくなりました。その理由はいろいろありそうですが、一番は自分自身のアイデンティティーを確立しつつあるんじゃないのかな、と。自分自身が一個人として存在する、話したいことも話したくないことも出てくる、5歳児にとっては話したいことと話したくないことがあるときに、なんだかうまく話しをすることができなくなるわけですよ。ある意味、これは成長ですよね。

 今年は家庭の事情で、必要以上に幼稚園に足を運ぶ機会がありました。これまでの2年間に比べ、子供が幼稚園でどんな過ごし方をしているのか知る、ある意味貴重な体験を過ごすことができました。子供の色々な面を見ることもできたのですが、一番よかったのは園長先生や担任の先生、いや、園に関わる全ての大人と接することで、本当にこの幼稚園は素晴らしい園だったなぁと感じることができたことですね。とにかくみんな自然体、有ること起きること、一切繕ったりしません。問題も隠す必要はない、だって全く問題のない子供なんていないんだから、そういう姿勢が本当に素晴らしいと感じました。

 子供の自主性を重んじる教育方針はいろいろあります。でも、私はモンテッソーリを主とするこの幼稚園に通わせて本当によかったと、改めて実感しています。去年は(いろいろな意味で)あんなに嫌がっていた運動会ですが、今年のうちの子供は自信に満ちあふれています。それが何なのか、私は自分の目で確かめてきたいと思います。

 幼児教育にいろいろな想いを親は抱きます。でも、一番重要なのは子供が何を感じどのように成長していくのか、そこですよね。この後、幼稚園の面接、そして通う園が決まるわけですが、その園でどんな生活を送るのか親としてそのことを気にかけておくことができれば、どんな幼稚園に通っていたって違いはないと思います。だって、子どもたちは、自分が通っている幼稚園のブランドとか知名度を見ているわけでは当然なく、自分の親が自分のことをどんな風に観てくれているのか、そこを見ているだけですからね。

 あ、面接で子供が思ったような行動をしてくれなくたっていいじゃないですか、うちみたいな話もありますからねー。来年、入園の親御さん、みんな自然体が一番だぜっっ!



投稿者 ymkx : 2013年10月 4日 00:37 |