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2014年2月22日

いわき総合高校 演劇部/東京公演 【あひる月13】

カテゴリ:エンターテインメント

 今年に入ってから、主要クラウドファンディングサービスのプロジェクトをチェックしている。そこで目に入ったのがこのプロジェクトです。

いわき総合高校演劇部「あひる月13」東京公演 〜いわきの今、を伝える〜

そう、大沼高校演劇部のシュレーディンガーの猫と同じく、福島県の高校演劇部が自分たちの今を伝えるお芝居です。同じ福島県、とは書いたけどいわきと会津では物理的な位置もまったく違うし震災の被害状況も違えば、今の状況も違う。もちろん、お芝居としての物語も違うし演出だって違う。だからこそ、このお芝居は絶対に自分の目で観たかった。というわけで、東京公演初日の舞台を観に行ってきました。

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 王子小劇場は初めて、開場直前に行くと会場への階段にはすでに長蛇の列が。前売り券は完売、このお芝居が本当に多くの人に注目されていることを物語っています。会場は想像以上に広く天井がとても高い、この天井の高さはこのお芝居にとって重要な意味を持っていました。

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 舞台は自分たちが通ういわき総合高校3年1組、そこに通う高校生たちの日常がテーマです。高校生の日常、彼女たち(彼ら)が考えていることを、それぞれの目線から語られます。序盤は本当に高校生の日常が語られるのですが、徐々にこの語られている土地が被災地であることを意識せざるを得ないキーワードが現れます。そして中盤にさしかかったとき、物語の空気が一気に変わります。ひとりひとりが語る言葉、その言葉が持つ意味、経験したこと、置かれた状況の違い、、、。うまく表現できないのですが、それは、実際にあの震災を経験した高校生だからこそ伝わる言葉、そして演技なのでしょう。

 このお芝居を観ることができてよかった、このお芝居に出会えてよかった。これは彼女たちでなければできないお芝居。部員の構成はわからないですが、3年生は卒業してしまう。どちらにしても、今しか観られないお芝居だからこそと言うこともあるのでしょう。お芝居が終わり、役者が劇場出口まで並んで見送ってくれます。どんな言葉をかけてあげたらいいのかわからなかったけど、「とにかく楽日まで頑張って」と伝え劇場を出ました。

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 1人でも多くの人にみてもらいたい、特に関東の高校生に観てもらいたい、、、たぶん、俺みたいなおっさんと高校生では感じることが違うとおもう。というか、人生を左右するようなことを感じるかも知れないから。あ、でも、もちろんおっさんにもお勧めです、ハンカチじゃなくてタオル持っていった方がいいよ。高校生は1000円です、それ以外は2500円。や、ホント1人でもいいから多くの高校生に観に行ってもらいたいです。

 前売りチケットは前日完売していますが、当日券は出るとのこと。詳細はFacebookとかTwitterで告知されると思うので、チェックしてみてください。ああ、もう一回観に行きたいけど、1人でも多くの人にみてもらいたいからなぁ。あ、3月22日はいわきで開催されるいわき演劇まつりでも上演されるとのこと。え! ジェミノイドFのお芝居もあるのか!!

 最後に一言、大沼高校のシュレーディンガーの猫と一緒に観たい、と思ってしまいました。もー、チャンスはないだろうけどなぁ。あ、てか、俺がいまやらなきゃいけないのは大沼高校郡山公演の資金集めだった、、、。

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投稿者 ymkx : 2014年2月22日 09:00 |