2004 イタリアGP 【予選レビュー】 vol.95

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F1遅報

2004 イタリアGP 【予選レビュー】
vol.95 2004.9.12 15:07
 他のドライバーを圧倒してのバリチェロのポールポジション。2番手のモントーヤを0.5秒以上離したが、モントーヤ以降0.5秒以内に9台が入る大接戦となった。バリチェロは明らかに燃料軽めで、ポールをダッシュし決勝では最初のスティントで後続を突き放す作戦だろう。レースの展開次第では、十分優勝も狙える。あるいははじめからシューマッハを完全援護するための作戦なのだろうか。どちらにしても、各チームはバリチェロとシューマッハのどちらからも目が離せないことになった。
 フェラーリの間に入ったモントーヤ。来期以降マクラーレンでの存在感を示すためにも、ぜひとも勝利を勝ち取りたいところ。4番手のアロンソ、5・6番手の琢磨・バトンのBAR勢も今年の勢いを結果で示したいだろう。意外と沈んだのはマクラーレン、7番手にライコネンが就けたが、ベルギーの再現は難しいか。8番手のピッツォニアまでがポールのバリチェロと同じ20秒台となる。9番手がトゥルーリ、10番手クルサードとここまでがトップから1秒以内。とは言っても、最初に書いたとおり2番手のモントーヤからは0.5秒以内。決勝では相当の接戦が見られるだろう。

 決勝の天候は崩れるとの予想。F1屈指の高速サーキットのレースでの大接戦。この大接戦を堪能するためにも、なんとか晴れて欲しいものである。決勝レースは日本時間の21時、イタリア・モンツァサーキットでスタートを迎える。

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F1遅報

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