顧客主義

 渋谷ではたらく社長が商売の原点に触れているのでトラバ。

 実は、この顧客主義ってのは技術系の会社から欠如してることがあって恐ろしい。「おう、俺が作った、このすげーの使えって! なんで使わんのじゃー! お前らの目は節穴かーー! 売れんの俺のせいじゃない、買わないお前らが悪いんじゃ!!」みたく、いやステレオタイプすぎ? 私の場合、肩書きはプログラマーから始まってますが、プログラム自体にはほとんど興味が無くって、それを使って何ができるかって観点で仕事を始めてました。でもって、自分がそれほどすごいアイデアや技術力を持ってたわけでもないから、使い手の立場に立って考えざるを得なかったのかもしれない。顧客主義ってのは当然でした。

 でも、それでよくトラぶるんですよね。顧客主義って言うか使い手主義みたいな感じで、クライアントさんの立場より、クライアントさんのクライアントさん、つまり最終顧客の立場に立ちすぎだったりします。そうなるとアレですよ、クライアントさんの考え方や業務フローやら現場にまで首を突っ込んでみたりして紛糾しちゃったりします。絶対にそのほうがクライアントさんの為にはなるはずなんだけど、面倒くさかったり、それ以前にそんないきなりネットの話から現場を引っ掻き回すわけにはいかない、みたいな感じですな、当然ですな。
 でも、そこまで突っ込んで、本当にうまくいって喜ばれるパターンもあります。だから、請負の案件も続けてるわけですね。新しい業界の仕組みとかも分かって、楽しいってのもありますから。

 話は戻って、渋谷の社長。堀江さんを想ってか皮肉ってか。多分、半分半分なんだろな。それにしても、自社でもサービスをあげるってぇことは...社長自らの偵察行為blogだったのかーーーー! すげえな。

トラバ対象:
顧客主義@渋谷ではたらく社長のblog