いま、会いにゆきます

 ちょっと前の話になりますが、『いま、会いにゆきます』を公開初日に見てきました。

 ものすごく混み合うかと思ってネットで予約していったんですけど、そこまでは混みあわず。もー、なんだかカップルだらけでしたね。原作を先に読んでいて結末を知っていたので、どのように見せてくれるかという部分に注目していたのですが、そういう意味ではちょっと残念な部分もありました。原作ではそんなことは無いのですが、映画版の脚本では矛盾点があったり、削って欲しくない部分が削られてしまっていたり。まー、文章を映像にするわけで、様々な制約もあるから忠実には再現できないんですけどね。でも、今回に関してはそこを変える必要があったのか? という気はします。
 ただ、映像はとてもきれいで、役者もいい感じ。中村獅童さんは新境地って感じでしょうか。本人もインタビューで言ってますけど、フツーの役って始めてみたいですからね、新鮮でした。で、竹内結子さんに関しては、とにかくよかったの一言。気の強そうな役も多いですが、この手の微妙で繊細な役もきっちりこなす、というか自然に馴染んでます。他の役者さんもすばらしいのですが、中でも澪の高校生時代を演じた大塚ちひろさんがよかったです。原作に忠実な雰囲気がとても出ています、硬い感じというかまじめな感じというのでしょうか。以前に昼ドラに出てたときに何度か見てたんですが、それとは全く違う演じぶりにちょっと驚きました。あ? 急に気づいた、高校生役って二人とも別の役者が演じてたんだけど、声は本人だったのかなぁ???

 で、結局のところ映画がよかったかどうかなんですが...実はよくわからないというのが率直な感想。もー、原作を読んじゃってるから、シーンが出るだけで泣けてくるわけでまともに内容を理解してる場合じゃなかったりですよ。というわけで、もう一回見に行ってきます。でも、原作を読んでない人にはぜひ観てもらいたいと思います。泣ける映画ではありますが、泣けるだけの映画でもありません。切ないっていう感じもありますが、それだけじゃないですよ。

 ちなみに、映画を一度見て泣けた皆様、ぜひとも原作『いま、会いにゆきます』を読むべきです。映画とはちょっと違った結末にさらに泣けることでしょう。

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