楽天の研究

楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか

 えっと間違っても、楽天は勝ち続けてなんていませんよ。もちろん、会社としてはきっちり成立していますし、まともな会社であり続けている点では疑問のはさみようがありません。って、なことを書いておけばいいでしょ。でも、楽天は、俺から見れば全然楽しくないし、あんたらの提唱してる話なんて何の魅力もないのだよ、そうそう、社長、あんた俺みたいな人間にしてみれば全く魅力がないんです。ライブドアの堀江さんにあるなにかが、アンタには全く無いんだよ。

 はい、事実を言いますと、楽天にとっては『美辞麗句』、そんな本です。ただ、書き手の最後の良心が最後の数十ページに書かれているわけです。ここを読まずして、この本を評価するとは片腹痛し。また、そこに書かれている事実をきっちりとし理解し、三木谷某を理解しなくてはねぇ。やっぱ、この人はすごい人だよ、本気でかなわない相手のうちの一人であることは事実。そのあたりの、「いいものはいい、わるいものはわるい」が理解できる人が評価する対象なんだと思います。

 悪いものだけど良い。