驚愕の選挙結果

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 正直、ここまで自民党が議席を奪うとは予想しておりませんでした。そして、民主党が都市部でここまで議席を落とすということにも驚きました。直前に行われた世論調査を上回る自民党支持の流れ、アナウンス効果を全く感じない結果となりました。

 私自身が求めた結果とは異なる結果となりそういう意味では残念なのですが、このような結果になったからには今後の政治を厳しく監視していくことが重要だと思います。今回の選挙は久しぶりに投票率が上がったこともあり、それはそれで国民の政治に対する関心が上がったとも言えるでしょう。ただ、この選挙結果によって、そう自分達のとった行動によって今後の日本は確実に変わるはずです。その変化の流れにも関心を持ち、監視を行うことが今後有権者にとって必要な行為だといえます。

 どこかの選挙区で落選した候補が「当選しなかったら国政に関わることはできない」と言い放ちましたが、私はそうではないと考えます。自分達の選んだ政治家が何を考えどのような行動に出るのか、それらを監視することが必要です。もし、間違った方向に進んでしまったとき、それを指摘してゆくことが必要です。その指摘は、次回の選挙まで実行することができないともいえますが、とにかく指摘し声を上げることが必要です。声を上げるという点ではブログ等インターネットを通した形で伝えるということも、ひとつの手段だといえます。彼らがとった行動を忘れてはいけないのです。そういう意味ではブログで指摘をしてゆくことで、次回の選挙の際の投票に対して自分自身で採点表をつけることができるのです。せっかく、政治に関心を持つ流れになってきたのですから、多くの人たちに継続してもらいたいと思います。

 今回の選挙は公職選挙法の悪影響により、ブログで選挙に関する話題に触れにくかったこともあり、インターネットを通した選挙の流れは無かったといえます。ただ、次回の選挙では、インターネットによる選挙運動及び議論は解禁されると思われます(メール・メッセンジャーなど、一部問題がある可能性のあるメディアもありますが)。
 既に表明しておりますが、私はインターネットによる選挙運動の解禁やインターネットでの選挙への議論を深めるためには、現在の公職選挙法の改正が必須だと考えております。国民はもっと政治や選挙に関心を持つ機会を求めているのです。政治や選挙に関心を持ってもらうことは、この国にとって一番必要なことだと思います。今回の郵政の件もそうですが、年金問題や財政問題についてもよく知る機会も無く『さあ選挙』では真の意味で政治に興味を持ち関わったとは言えないと思います。日本国民として日本の現状を知れば知るほど、政治に対する期待や指摘が必要だと考えるでしょう。その為にはこの公職選挙法の改正は避けて通ることができないと思います。
 ただし、公職選挙法の改正については、いろいろな意味で難しい側面を持つことも理解しています。成りすましや、スパム行為、クラック行為など多くの問題が予測され、またそれらを監視するために必要な体制作りに多くの人材や費用が必要になります。そのあたりを十分に研究した上で、早急に公職選挙法の改正を行うべきであり、私はその為に行動を行いたいと考えております。このような形で政治に関わることができると考えています。

 新しい日本の夜明け、今後日本の政治・経済がどのように動くか。期待と不安を共に、でもあきらめることなく日本の将来を見つめてゆきたいと考えております。