VPNの謎

 今、滋賀で行われている言語処理学会に来ているのですが、最近の学会ってのは便利でして必ずネットアクセスができるようになっているのですよね。で、そのネットワークから事務所にVPN経由で接続をするわけですが、VPN接続をしているとネットにもアクセスできないしメールも送れ無くなっちゃうのですよね。はじめは、この学会のネットワークの問題でできないのかと思ったのですが、ふと気づいたんですよ。繋がらないんじゃ無くって、単にDNSが引けていないだけだって。

 ちょっとWindowsのネットワークに疎いので下手なこと書けないのですが、たぶんこういう展開なんだと思います。

 状況はこんな感じ。

1.学会のネットに接続
2.VPN接続
3.ネットアクセス
4.DNSで名前解決
[ここで止まっちゃう]

で、DOSでnslookupしても引けないですよ。なんでかなーって思案していたのですが、結論から言えば学会ネットワークのDNSが拒否ってるわけでしてその原因がVPNしたときに割り振られるIPを何故だかDNSの問い合わせの際につかっちゃってて、DNSのcacheサーバの設定でresolveを拒否っているのでは、という結論。VPNを切断すると名前解決できるからね。

 でで、そもそもVPN接続してるのにVPN経由じゃないネットワークのDNSを見に行っちゃってるのが問題で、はじめっからVPN接続の際のDNSを設定しておけばよい、というわけ。

 RT57iのWeb設定ではDNSをVPNクライアントに割り振る項目がないのかなぁ? ちょっと、記憶が定かではありませんが、ネットボランチのWebインタフェースの微妙な詰めの甘さを考えると十分あり得そう。

 とかなんとかでした。
 結局、学会に来てても仕事仕事仕事~。学会ネットワークを商用利用してたら怒られそうだなぁ。