悪い冗談のよし子

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 そうそう、下北沢の本多劇場で上演されている拙者ムニエルの『悪い冗談のよし子』を見てきました。何度か話してますけど、高校時代の後輩が拙者ムニエル所属なんですよね。

 これ、色々な意味で注目された奴でして、MEGUMIが客演予定だったんですけど、例のアレで降板。替わりに事務所の先輩である山田まりやさんが代役として舞台に立ちました。

 最近のこの劇団の舞台の観劇方法として、初日と楽日周辺と2回観続けていましたが、今回も初日と楽日前日の2回観ました。感覚的には10分くらい短くなったような気がしましたが、実際には3~4分短くなっただけとのこと。よく考えたら、シーンががっつりと削られたって訳じゃないもんね。

 で、内容。相変わらずのくだらねー内容です。が、なんか妙にシナリオがちゃんとしてる気がした。いや、今までもそうなんですけど無茶苦茶って言えば無茶苦茶なんですよね、シナリオ展開が。でも、無茶苦茶ながら妙に筋が通っている気がして、なんか気になっちゃった。

 今回は澤田さんが他の舞台に出るとかで出演していなかったのですが、その分客演の3人が大活躍。山田まりやさんはもちろんなのですが、気になって仕方がなかったのは小手伸也さん。なんだ、こいつ? もー、濃すぎて濃すぎて、「ああ、もう味ついてるのに何でソースなんてかけちゃうの! 体に悪いよ!」、みたいな感じ。ああ、濃かったー、水下さい。で、もう一人の客演である杉崎真宏さん。絶対にフツーにかっこいいのに、拙者ムニエルの手に掛かれば無茶苦茶に調理かんりょー。そりゃあ、もう、グルばりに空を飛ばさせられちゃうわけです。

 でもって、山田まりやさん。なんだろ、テレビで観てるイメージで観るとびびります。だってー、無茶苦茶かわいーんだもん。かわいー、っていう歳じゃないけどやっぱかわいーです。そして、観劇された方が口を揃えてますが、細いー! なんか、テレビ写りと写真写りですごく損してる気がした。実物がかわいすぎるんだもん。なんというか、想定していたとおり声が張ってて舞台向きだなぁって。でも、一般的なイメージとは裏腹に本当に仕事が忙しいそうで、なかなか稽古もままならなかった様子。まー、三週間しかなかったから致し方ないか。この条件の中では十分すぎるほど役目を果たしたと言えるのではないでしょうか。結構、テレビでも新聞でも扱われたしね。

 といった感じで、今回も役者それぞれが無理矢理活かされていていいかんじでした。あ、てらべが、もはや役名じゃなくって「てらべ」って実名で扱われているのがすごいな。こいつが、私の後輩なんですけどね、、、。

 この舞台は本日が楽日。暑い中、大気が不安定な中、ご苦労様でした。本日のラスト1、頑張って下さいませ!