○講演1「W3Cにおけるマルチモーダル対話処理の標準化」
芦村 和幸(W3C/慶大)
・W3Cって?
・World Wide Web Consortium
・W3C Member、418組織、日本は30組織
・W3C Team、MIT、ERCIM、慶應の3ホスト機関、67名、慶應には10名
・慶應、東アジア地区
・標準化の重要性
・単三乾電池
・プラットフォームに左右されない
・open、global、de facto
・標準化には世界中の技術者が参加
・年会費激高い!
・特許に関する注意点
・Royalty Free License
・マルチモーダル対話ワーキンググループ
・ユビキタスWebの実現に向けて
・MMIアーキテクチャ(マルチモーダル対話)
・入力:音声・手書き・ボタン操作・ゲーム機器などのコントローラ
・SVGによる地図情報の利用
・linkML、手書き入力情報共有
・デジタル・ホワイトボード
・SSML、SpeechSynthesis、世界のあらゆる電話から音声とかキー操作でWebのサービスを利用
・ちょっとすごいな、標準化されていても実用化できるかわからんけど
・国際標準化活動にご参加下さい! 高い!
○講演2「Webにおけるビデオコンテンツの利用」
Felix Sasaki(W3C/慶大)
・佐々木フェリックス、、、佐々木って
・スライドはw3cのサイトにアップされてる
・2007年12月にカリフォルニアとベルギーでVideoで同時にワークショップを実施
・YouTubeとかも参加してるわ
・国内でも3月14日に三田で公開セミナーをやってる
・W3C Video Activity
・Video/Audioのフォーマット
・映像フォーマット、音声フォーマット、字幕、メタデータ
・Flashの例、FlashのバージョンによってVideoデータのフォーマットが違ってた
・ビデオコーデック
・H.264/AVC、Apple/Quicktime/Safari
・VC-1、MS/Silverlight,HD DVD/ BlueRay
・Ogg/Theira、Mozilla、Opera、KDE
・Dirac
・H.263
・ビデオコーデックはまだ発展途上
・HTML5の要件に合うコーデックがない、オープンソースとの整合性、十分な品質、サブマリン特許リスクの排除
・ビデオ利用のBest Practices
・ハードの依存性がないとか
・商用コンテンツを売るために
・使用権の強制、コンテンツ利用の監視、DRM、電子透かし、フィンガープリント
・これらは仕様策定中
・Videoメタデータ
・既に多くの仕様が存在
・元のデータにさわらずにメタデータを加える能力、ほしー
・検索、発見、このあたりが中心か
・空間、時間のフラグメント
・空間・時間的なことをURIに加えてみたい
・空間についてはSVGやMPEG7は実装してる
・時間についてはMPEG-7、MPEG-21で実装
・W3C Video活動のワーキンググループ
・8月中旬にスタート
・Timed Text WG
・Media Fragments WG
・Media Annotations WG
○講演3「Webアプリケーションにおける地理位置情報の活用」
Michael Smith(W3C/慶大)
・W3C Geolocation API
・GoogleはW3CのGeolocation WGに入ってて、GoogleはGoogle Gearsを出しちゃってるしねぇ
・Googleの人がエディターレベルで出してるみたい
・MUST latitude and logitude, 位置の精度情報も
・one-shot position update
・repeated position update
・重たい処理じゃイヤだ
・Agnostic about location method
・んー、途中から聞くのにせんねん
○講演4「わが国におけるマルチモーダル対話記述標準化-現状と将来への期待-」
荒木 雅弘(京都工繊大)
・ITSCJ試行標準
・試行標準として仕様情報をWebで公開
・意見を募って拡張・改良を行い、標準規格へ
・実用システムにも研究開発にも利用できるアーキテクチャを確立
・実装事例を通じて妥当性を検討
・開発用フレームワークとしてリリース
・Galatea Toolkit、OpenSource
・検討の手順
・第一フェーズ、ユースケースの分析、要求仕様、MMIアーキテクチャの検討
・要求仕様はW3Cと共通の部分と拡張の部分
・第二フェーズ、ユースケースの詳細分析、各階層の要求仕様、試行標準案の公開
・ユーザモデル・デバイスモデル
・W3Cアーキテクチャとの違い
・明示的なユーザモデルの扱い
・タスクレベル制御の導入によるWebアプリケーションFWの親和性
・サーバ/クライアントの協会がどこでも切れる
・今後の予定
・試行標準案の公開
・参照実装・フレームワークの開発
○パネル討論「ユビキタスWeb実現にあたっての課題」
討論司会:芦村 和幸(W3C/慶大)
パネリスト:荒木 雅弘(京都工繊大)、桂田 浩一(豊橋技科大)、西本 卓也(東大)、Felix Sasaki(W3C/慶大)、Michael Smith(W3C/慶大)
・マルチモーダル対話記述の現状
・なぜ標準化技術は使われないか、西本先生
・実は今の技術が標準であり続けるとは限らない
・技術サバイバル論
・生き残ればいつか日の目を見る
・ヒューマンインタフェースの原則
・要素技術とアイデアを統合する理論
・原則に基づく音声認識の応用
・インクリメンタル音声I/F
・実装能力
・失敗の原因はあらゆる段階に存在
・実装に深く関わる理論の見極め
・開発者にとってのイタフェース原則
・効率性・合理性・ソフトウェア工学
・生産性
・国際化とアクセシビリティ
・マルチモーダルと密接に関連
・小さな市場を少しでも大きくするべき
・確かにねー
・国際化
・アクセシビリティ=アーリーアダプター??
・ライセンス、オープンソース戦略
・担当者や予算を失っても生き残るために
・プログラマ三大美徳
・ちょっとしたことに開発者は敏感
・定期的な情報発信
・フィードバック
・コミュニティ形成
・標準化でもうかるんか?の提示
・標準仕様が我が国で普及しにくい要因
・桂田先生
・流行ってないって程のことでもないと思うよ
・HTMLとかみんなつかってるじゃん
・それなりにビジネスになるものは流行ってるし
・携帯とか日本で先行しているものの標準化とか、そういう方向性は無いよね
・荒木先生
・W3Cの会員数が減ってる!!! 特に日本! 一時期増えて、減って、今安定かな?
・一般論、秩序→混沌→秩序、、、エンドレス
・HTML→NN&IE戦→HTML4→WHAT WG(Safari&Mozilla&Opera,,,,)→HTML5
・混沌期、大企業の意向、特許の問題、、、
・秩序形成期、新しい技術への期待
・マルチモーダルインタラクションでは、、、ちょっと絶望的、混沌期のまま
・開発者サイド、準拠するメリットが不明、人月神話、、、
・研究者サイド、最近技術との乖離
・一般に、技術普及への努力が少ない、解説書、魅力的なデモやろう
・ちょっとしたきっかけで混沌期から秩序期へ遷移するのでは
・WG同士の依存関係があったり
・英語ベース、、、やっぱ日本語ベースだと助かるよね
・膨大なドキュメント、、、まとめてくれー
・SASAKI氏
・普及活動が大事
・W3Cの構造変革が必要か
・普及活動をさせるような仕組みを盛り込む
・まぁ、人手が足りないんだよね、、、
・斉藤先生? アジア副統括?
・会員制度に基づいている
・オープン化が標準になりつつある
・そのあたりの兼ね合い、摺り合わせ
・会員のみってのはねぇ、会員じゃなくても参加できるような形を広めるべきなのでは
・会員制を辞めちゃうのも一つの手かも
・標準化を進める人間と、普及を進める人間は別でしょー
・というわけで、時間切れです
・W3Cってなんだろ? ってのはよくわかりました