充実の佐藤琢磨(トロ・ロッソ)、「関係者に感謝」
佐藤琢磨:今回はほんとうにトロ・ロッソのテストを楽しむことができたよ。なぜなら前回(9月)の時は午後になって雨に見舞われて、たった3時間のドライブに留まってしまったからね。7か月ぶりの本格F1ドライブはトータル200ラップにも及ぶもので、マシンは素晴らしい信頼性をみせてくれた。新しいチームで走るという経験はとても楽しいもので、エンジニアがどのように働くのかを見るのは僕にとってもとても興味深いもので感動的ですらあった。こうした機会を与えてくれたトロ・ロッソの全員、そしてレッドブルのディートリッヒ・マテシス/オーナーに深く感謝したい
スーパーアグリ時代もなかなかまともにテストが出来ていなかった印象が強くて、9月のテストも天気の問題でダメだったからね。これだけの周回を重ねられたのは、本当に久々なんだろうね。
さっきのエントリにも書いたけど、もう、これで琢磨はトロロッソのマシンではやれることをやりきった。後は、スポンサー獲得活動的なマーケティング活動が進めるのみ。その中でも、レッドブルがらみで何か動くことが出来たら最高なんだろうけどね。とりあえず、琢磨を応援したいF1ファンはレッドブルのみまくりくらいしかしてあげられることはない。正直、今の経済状況を考えると日本から10億単位でスポンサーマネーを出せる会社は皆無に等しい。日本のチームであるスーパーアグリ時代だって難しかったんだから。もちろん、あきらめずに続けては欲しいけど、僕らとしてはホントにレッドブル飲みまくってみて、佐藤琢磨がトロロッソに乗ったらどうなっちゃうの? くらいの思いを抱かせてやりたいね。
というわけで、レッドブル勝って飲もう。クライアントにも御歳暮にレッドブルを送りつけよう(結構、迷惑、、、)。