4.「ISMS」と「グリーンIT」実現に貢献するSaaS‐アウトソーシング、シンクライアント戦略の推進 [セッション2: システム管理(2)]

4.「ISMS」と「グリーンIT」実現に貢献するSaaS‐アウトソーシング、シンクライアント戦略の推進
○井上春樹・八卷直一・長谷川孝博・高橋秀年・高田重利・望月邦昭(静岡大)・海野孝一・内田修司・田村孝広・相田剛・兼本正之(ビック東海)

・静岡大学実データ版
・省エネ対策

・現時点での消費電力低減予想
・現状:2,945,856kWh
・改善実施予想1:685,200kWh
・改善実施予想2:303,600kWh
・90%の削減!
・パソコン・サーバを、シンクライアント・パソコンに

・省庁自治体は99%削減できるとか、、、

・情報量の増大、IT危機の増大、電気喰いまくり、情報リスクも増大、やばい
・消費電力を毎年1/2以下に、リスクも同様
・従来のパラダイムじゃダメ
・地道に現実を定量的に測定、積極的に新パラダイムを考える

・IT資産の精密な調査
・消費電力実測
・環境負荷推定
・第1段階:アウトソーシング(他の大学の奴使え)、低電力IT機器開発
・第2段階:クラウドコンピューティングへの全面移行
・戦略推進後効果測定

・パソコン7000台、研究・開発用サーバ>300台、常時稼働Webサーバ555台!!! いくら何でも多すぎる

・まずは測定、ワットチェッカーを使え、議論してる場合じゃない
・で、環境負荷測定

・第1段階:焼津に活断層がないのでそこに、プライベート・クラウド・コンピューティング・センター創設、サーバは全てクラウドへ、パソコンは出来る限りシンクライアントに、全端末のユニバーサル化
・S社のシンクライアントつかえねー
・自ら開発、Win2003っぽいかんじ、超低電力、\50000/台。本体はS社の奴
・150wがシンクライアントで16wに
・CG系はダメだけど、それ以外は全然おつけ

・第2段階:パブリッククラウド、GoogleCloud、Amazon EC2とか
・HaaS、PaaS、SaaS

・サーバは自前で持つな、クラウド使え、がんばるとエネルギーも情報リスクも90%以上減る

Q.シンクライアントの話し
A.S社のあれでWin2003を走らせる
Q.サーバコストは?
A.十分ペイできる
Q.ネットワーク負荷は?
A.ストリーミング以外では全く負荷が掛からない

Q.数字は測定に基づいているのか? それとも申告に基づいているのか?
A.ハードは全て同定、グローバルアドレス、ポートから推定、もちろん調整はしてるけど

Q.グリーンITについて、資源についての視点は?
A.あくまで参考値として電力のみ挙げてる