そう、携帯電話がないのに気付いたのは、本日未明、データセンターから出て帰り道の車内だった。
自分の鞄、車内を探しているが見つからない。データセンターに忘れているのだろうと考え、そのまま家に帰った。
そして本日、まずはデータセンターに電話をかけてみる。が、届けられてはいない様子。これは、データセンターの中のラックかもしれないと思い、データセンターへと向かう。下北沢からチャリで20分弱。西新宿にあるデータセンターに到着。あたかも、サーバメンテナンスのふりを装うのが辛い。無事、データセンタースタッフの関門をくぐり抜けラックへ。ラックの扉を開ければ、奴は居るはず、そう信じてやまなかったのだが、そこにはサーバやスイッチ、ルータ以外何も存在していなかった、、、。
なぜだ? どこだ? こうなると、やはり車の中に転がっていると考えるべきなのか? 行きの希望に満ちた道中とは真反対、焦燥感に満ちた気持ちのままケッターを走らせる。下北沢に到着、いつもならニヤニヤして待っている開かずの踏切も、こんな日には憂鬱さを増すばかりだ。
会社に着き、自分の席に座る。とりあえず、携帯電話を止める手続きをしようとブラウザを立ち上げ、ふと視界に見覚えのあるネックストラップが飛び込んでくる、、、。おい、携帯電話フツーに会社に置いてあるやんけ、、、。そうだ、最初から携帯電話はデータセンターなんかに持って行ってなかったのだ! っていうか、今日、フツーに会社に居たのに気付かないなんて、マヤ、なんて恐ろしいコ、、、。
自分のあまりのアホさに、春を感じた出来事でした。合掌。