アロンソ(フェラーリ)、ティフォシの前でポールTOウィン [FMotorsports F1]
イタリアGP決勝レースは、今季フェラーリに移籍したフェルナンド・アロンソがティフォシの前でみごとなポールTOウィン。今季バーレーン、ドイツに続く3勝目、自身通算24回目の勝利を記録した。
ピットストップまで、バトンとアロンソどちらが勝つのか全くわからない展開だった。二人とも全くミスをしない、いや、敢えて言えばスタートでバトンが前に出た、アロンソのスタートが悪いとは思わなかったけど、それが唯一のミスだったのかもしれない。
緊張のピットイン、バトンが一足先にピットに向かう。正直、アロンソもプッシュできる余力はなかったのかもしれない。ピットアウト後、1コーナーに向かって2台のマシンが並ぶ。ピットロードから加速するアロンソが1コーナーでイン側を奪う、勝負あり。バトンはアロンソを追うことが出来ず、アロンソはファーステストラップを叩きだし、歓喜の瞬間を迎える。
フェラーリ入りして、ここイタリアGPでポールtoウィン。レース後、一斉になだれ込むテフォッシ達を観て、アロンソは何を思っただろうか。フェラーリドライバーとして、イタリアGPで勝つことの素晴らしさを噛みしめたことであろう。
1位アロンソ、2位バトン。ベルギーでレースを失った二人はチャンピオン争いに踏みとどまった。ランキングトップだった、ハミルトンは"くだらない"ミスでノーポイント。ウェバーは6位入賞で、ランキングトップを奪い返した。ベッテルは4位に入り、ランキング5位に落ちてしまった。それでも、ランキングトップのウェバーから、5位のベッテルまで24ポイント差。まだまだ、この5人によるチャンピオン争いは続きそうだ。