ウェバー、取りこぼしは許されない

ウェバー(レッドブル)、「シンガポールでタイトル道筋付ける」 [FMotorsports F1]

僅差ながら、いずれも元F1チャンピオンであるハミルトン、アロンソ、そしてバトンらを押さえて目下ランキング首位を走るレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが、今週行われるシンガポールGPを前にタイトルへの意欲を示している。

 ウェバーにとっては優勝できればベストなんだけど、とにかく取りこぼしだけは避けないといけない。ここ以降の5戦は、取りこぼしをするくらいならキッチリと完走できた方が絶対にマシだから。僅差とは言え、ランキングトップなんだから落ち着いてレースに臨んでもらいたい。

 過去2回、リタイヤか。でも、今年のウェバーとレッドブルはこれまでとは一切違うからなぁ。優勝と言わないまでも、ハミルトンより前だったら上出来と言ってもいいんじゃないかな。ハミルトンもそれは同じだよなぁ。このレースでどちらかが優勝しちゃうと、選手権3位以下のアロンソ、バトン、ヴェッテルは一気にきつくなるね。特にヴェッテルにとってはウェバーが優勝しちゃうと、自分の順位次第では屈辱の決断を下されちゃう可能性もあるからね。

 ランキングトップのウェバーにとっては、チャンピオンへの道筋かもしれないけど、他のドライバーにとってはココを取りこぼすコ今年の選手権の可能性が一気に遠のくかもしれないだけに、取りこぼしだけは避けてもらいたいです。