ハイドフェルドは2戦目でポイント獲得してるじゃん

デ・ラ・ロサ(前ザウバー)、中途放出にうらみ節 [FMotorsports F1]

シーズン途中でザウバー・チームから放出されたペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)が、「シーズンが終わったらチームと話し合う必要がある」と、いまだに『円満退社』ではなかったことを窺わせる発言をしている。

 デ・ラ・ロサは外されちゃった立場だから、こういう話が出てくるのは当然だよね。っていうか、シーズン途中でシートを奪われてニコニコしてるだけだったらそれはそれで怖いって。でも、デ・ラ・ロサだったらそういうシチュエーションもありそうだったけど、ここはちゃんと主張していくべきだよ、うんうん。

 でも、デ・ラ・ロサがレギュラーシートを外されちゃったのには十分理由がある。

「チームは僕のパフォーマンスに一貫性がなかったというが、その説明には納得できていない。なぜならハイドフェルドに交代しても、飛躍的にチームの成績が良くなった訳ではないだろう。」

デ・ラ・ロサはこんなコメントをしているけど、一貫性が有る無いにかかわらず結果については明らかだよね。ハイドフェルドは参戦2レース目で8位入賞4ポイント獲得ですよ。それに対してデ・ラ・ロサは14レース走って6ポイント獲得のみ。シーズンが終わってからじゃないと正確な評価は下せないと思うんだけど、チームは交代については正しかったと考えているんじゃないかな。

 そんなデ・ラ・ロサだけど可夢偉については、

「彼はみんなが思っていたよりも優れたドライバーだよ」

とコメント。14レースを共に戦って可夢偉のパフォーマンスはよく理解しているだろうから、こういうコメントは本当にうれしいな。っていうか、今可夢偉を叩くコメントをするドライバーはほとんどいないだろうな。結構無茶苦茶な抜き方だったけど、そういう事を指摘するドライバーはいないよね。可夢偉の評価は高まるばかりだねぇ。