開幕の延期はライバルに有利かも」と、クルサード(レッドブル) [FMotorsports F1]
元レッドブル・レーシングのドライバーで、引退後もなお同チームのアドバイザーを務めるデビッド・クルサード氏(39歳:イギリス)が、今回のバーレーンGP中止による開幕の遅れについて次のように英『テレグラフ』紙で触れた。
開幕の延期がチームにもたらす影響を考えれば、開発が遅れているチームにとって有利になる、やっぱ、誰でもそう考えるよね。
現状ではぶっちぎりでレッドブル、続いてフェラーリ、マクラーレンはかなり遅れてて、メルセデスなんかは完全に中団に埋もれているイメージ。マクラーレンやメルセデス、その他のチームにとっては2週間開幕が遅れることはレッドブルとの差を少しでも縮めることができる、チャンスでもあるよね。
ただ、レッドブルに不利って訳じゃ無いんだよね。レッドブルはバルセロナのテストで、レースシミュレーションなんかやっちゃってて、それこそ細かいトラブルとかどんどん取り除いて速さに加えて安定性の面でも完成度が上がっていくからね。結局、どのチームも伸びていくことになるだろうから、どのチームが不利って訳じゃ無いだろうな。
個人的にはフェラーリがちょっとでもレッドブルに追いつけばいいと思ってるんだけど、どうだろうな。アロンソがこの2週間をどういう時間配分でマシンとチームを作っていくのか、興味津々だったりします。