2011年 FCJ 第7戦 決勝 #fcj

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 土曜日に第5戦の予選と決勝、そして第6戦の決勝が行われハードスケジュールでしたが、日曜日は第7戦の決勝レースのみが開催されました。昨日のような雨の心配はありませんが、曇天のコンディションです。

 第7戦のスターティンググリッドは第6戦決勝レース中のベストラップ順となり、ポールポジションは8元嶋、2番グリッドは11石井、3番グリッド4平川、4番グリッド10篠谷、以下、5番16朱、6番12高星、7番3近藤、8番2山田、9番17平峰、10番19松崎、11番18清原、12番14山部、13番7小河、14番9勝田、15番6岩月、16番13柴田、17番5周藤、18番1川端、19番15仁木となっています。

 フォーメーションラップを終え、全車がグリッドに整列しレースがスタートします。ポールシッターの元嶋は綺麗なスタートを決め、セカンドグリッドの石井を従えて1コーナーに入ります。その一方で、3番手争いは熾烈を極め、イン側に平川、そして篠谷、朱がスリーワイドで1コーナーへ向かいます。3番手は平川、4番手にはこのバトルを冷静に見ていた近藤が7番手スタートから一気に順位を上げました。

 トップを走る元嶋はオープニングラップから飛ばし、2番手の石井に差を付け始めます。一方、2番手の石井の背後には平川が急接近、ダンロップで平川が石井に並びかけますが抜くには至らず、そしてこの2台がバトルしペースが上がらないのを見て、4番手の近藤がこの2人のバトルに近づいてきました。こうなると、トップの元嶋にとっては逃げられる展開、徐々に2番手の石井との差を開き始めます。

 レース中盤を迎える7周目、トップを快走しているはずの元嶋のペースが上がらず、2番手の石井に対して2秒以上付けた差が1秒1まで縮みます。元嶋のマシンはフォーメーションラップからエンジンの不調が現れており、このペースが落ちた周もエンジンの状況がよくなかったとのこと。しかし、ペースが落ちたのは数周だけで、再び元嶋はペースアップ。10周目には1'43.935と、このレースのファーステストラップをマークし、2番手の石井に対して再び差を付け始めます。
 一方、3台のバトルとなっていた2番手争いは3番手の平川に4番手の近藤が接近しお互いを牽制する間に、2番手の石井が2台に差を付け始めます。表彰台をかけた3番手争いのバトルは、レースが終了するまで続くことになります。
 また、5番手争いの篠谷と高星も激しいバトルを行っていましたが、14周目に高星が篠谷をパス5番手に浮上。高星はさらにペースをアップし、先ほどから激しいバトルを繰り広げる近藤の背後に迫ります。

 レース終盤、トップを走る元嶋は2番手の石井に対して4秒以上の差を付け、そのままトップでチェッカーフラッグを受け、今期初優勝となりました! 2位は石井、3位は激しいバトルを制した平川が入りました。4位近藤、5位高星はファイナルラップでの平川と近藤のバトルの隙を突き近藤に迫りますが0.168秒届かず、6位篠谷とここまでがポイント圏内。以下、7位平峰、8雨山田、9位朱、10位山部、11位勝田、12位松崎、13位川端、14位仁木、15位小河、16位柴田、17位周藤、18位岩月という結果となりました。

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 ポイントランキングは3位表彰台で5ポイントを加算した平川が平峰を上回り41ポイントでトップ。2位はこのレースノーポイントの平峰で40ポイント、3位はこのレースで2位表彰台で7ポイント加算した石井で32ポイント、4位はこのレースでポールポジション・ファーステスト・優勝で12本とを加算した元嶋で29ポイントで勝田を上回りました。5位は勝田で23ポイント、6位は高星で18ポイント、7位は近藤で16ポイント、8位は篠谷で5ポイント、9位は清原で3ポイント、10位は松崎で2ポイント、となっています。

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