ウェバー(レッドブル)、最終戦ブラジルで今季初勝利 [FMotorsports F1]
2011年シーズンを締め括る最終戦ブラジルGPは、結局最後まで一滴の雨に見舞われることなくドライコンディションのままでゴール。
最後のウィナーとなったのは王者ベッテルの陰に隠れ続けたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーだった。
ウェバーは2010年のハンガリーGP以来となるこれが自身通算7勝目、今季初勝利。
最終ラップにはこのレースのファステストラップを書き換えてゴールしてみせた。
フェッテルのトラブルがなければウェバーは勝利を挙げることはできなかったよね、それは誰もがわかってる。ただ、今シーズン、そういう状況におかれたときにウェバーが2番手にいた、それが重要だったんじゃないかな。
フェッテルのトラブルはギアボックス、2速に問題が出てショートシフトするように指示があったけど状況はどんどん悪化。3速もおかしいみたいで、たびたび指示が飛ぶ。ちょっと様子を見て、ペースを上げるとピットから「おいおい」って指示が、、、ピット側では全てを把握しているんだね、当然だけど。最終戦でギアボックストラブル、本当にギリギリのライフで創ってるって証拠なのかなぁ。
で、可夢偉、たまには展開を書いてみるぜ。
スタートで絶対に混乱するからそれに巻き込まれないようにと祈っていましたが、混乱もなくスタートも決めて14番手に浮上。その後、3周目にブエミをパスして13番手、前を走るペトロフを追います。ペトロフがピットインし、可夢偉は10番手までポジションアップ。その後自己ベストを連発し前を走る15ディ・レスタ/Fインディアに食らいつく。他車のピットストップで7番手までポジションを上げたところでピットイン。が、ここでリアタイヤの交換に手間取りタイムロス、11番手でコースに戻る。
ペトロフのピットインでポイント圏内の10番手に浮上。この時点でトロロッソ勢はポイント圏外を走行中。44周目に可夢偉が2度目のピットイン、ミディアムタイヤに履き替えコースに戻る。ハミルトンがリタイヤしたため9番手に浮上、前はディレスタ、後ろはペトロフ。前を走るディレスタを追い始めるかと思ったが、このレースの目的はトロロッソより前でのゴール、無理は一切しない。実は可夢偉は自己ベストでディレスタを追い始めていたけど、途中からペースを落としたんだよね。で、後ろのペトロフが迫ってきたからどうするのかと思ったら、そっちの間隔はちゃんと調整している、仕事人だ。
そして、9位フィニッシュ、2戦連続ポイント獲得でコンストラクターズ7位を確定させた。やー、これはチーム首脳も一安心だよ。どのくらい金額が違うのかわからないけど、もらえるお金は多い方がイイからなぁ。
と、そんなこんなで2011年のF1も終了。ここからはストーブリーグが始まりまっす。トップチームは動きが少ないけど、ザウバー以外の中堅チーム以下はドライバー変動が激しそうなので、それはそれで注目したいです。え? ライコネン復帰確定?
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今年はシーズン半ばからF1メディアに関わる事になって、金曜日からみっちりセッションを眺めていました。本当に夢にまで見たお仕事だったので感慨もひとしお、、、が、自分の知識が全然足りていないことに気づかされました。うん、俺、F1の事全然わかってないわ。
というわけで、来期に向けてみっちりF1の情報を仕入れたいと思います。おぐたんとか川井ちゃんの知識が半端無いってのが本当によくわかった、なんなのあの2人?
ってな感じで、またらいねーーん。
* おまけ