やはり風洞なしは、まだ無理だった

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ヴァージン・レーシング、コンピュータ計算開発を断念 [FMotorsports F1]

マルシアの資本を得て新体制となって2012年マシンを開発することになるヴァージン・レーシングでは、2011年マシン『VR-02』で用いた独自の開発システムを断念することにした模様だ。

 ヴァージン(来期マルシア)がニック・ワースと組んで投入したマシン。新興チームだから致し方ない部分も多かったけど、ロータス(来期からケータハム)には遠く及ばず、HRTにも脅かされる始末。ニック・ワースとの決別も当然と言えば当然だよなぁ。

 ヴァージンの総帥リチャード・ブランソンがどういう意図を持ってF1の世界に出てきたのか、CFDのみのF1マシン開発がヴァージンという企業にとってのチャレンジだったのか、、、。まあ、ヴァージンと冠してはいるけど、実体はマノー&ニック・ワースだから、マシンについてはそこまで積極的に関与してなかっただろうなぁ。

 で、CFDオンリーでの開発を辞めるって事は風洞をやるって事だよねぇ。っていうか、まにあわんだろ、どう考えても。マルシャはロシアのスポーツカーメーカーらしいけど、そこの設備を使うのかなぁ。というか、そもそもマルシャっていう企業自体がよくわからん。なんとなく、スパイカー臭が漂うよなぁ。

 ケータハムは来期は中団チームが見えてきてるし、HRTも体勢がある程度決まってきた。マルシアが最下位で取り残されたりしないことを祈りたいところですなー。