FIA(国際自動車連盟)、メルセデス・エンジンの策封じる [FMotorsports F1]
FIA(国際自動車連盟)が今年のF1で使用する共通ECU(エンジン・コントロール・ユニット)を改善したことがわかったが、その原因を作ったのはメルセデス・エンジンだったということだ。
ECUを共通で使うのなら、どこかのチームがやったマッピングをまねるだけで同じような効果が出るような気もしなくないんだけど、先手を打ってそういうマッピングができないようにしたってコトかな。それにしても、F1チームってレギュレーションで制限してもどんどん抜け道を考えてくるなぁ。
先日行われた今宮純さんのクロストーク・ミーティングでも、今年のメルセデスは注目、みたいなことを言っていたんだけど、このECU規制がどのくらい影響が出るのかな。たぶん、次のテストでもタイムは参考にならないので、メルボルンの予選が見ものだなぁ。今宮さんはどうも今年のレギュレーションがレッドブルに与えたダメージが大きく、メルセデスが上回ってくるくらいまでイメージしているんだけどね。
マシンのポテンシャルはもちろんなんだけど、メルセデスがミハエル好みのマシンを作ってきたかどうかがキーポイントになるのでは。テストの状況を見ている限り、前半2日間は油圧の問題が出てはいたけど大きなトラブルが出ていないし、信頼性は高そう。タイムを比較してもしょうがないけど、ロズベルグよりもミハエルの方がいいタイムが出てるんだね。うーん、メルボルンでミハエルがロズベルグよりも前のグリッドを獲得するかどうか、そこだろうな。