SMW2013 【飯田泰之×常見陽平×中川淳一郎 「饒舌大陸」第7回SMW乱入編「ソーシャルメディアで食えるのか?」】

【飯田泰之×常見陽平×中川淳一郎 「饒舌大陸」第7回SMW乱入編「ソーシャルメディアで食えるのか?」】
月に一度、飯田泰之氏(経済学者)と常見陽平氏(人材コンサルタント)がゲストと共に「働き方」について語り合う座談会「饒舌大陸」。第7回目は、中川淳一郎氏(ネットニュース編集者、PRプランナー)を迎えて、Social Media Week TOKYO 2013に緊急参戦!テーマはずばり、「ソーシャルメディアで食えるのか?」です。ソーシャルメディアで本当に仕事は増えるのか?稼げる人と稼げない人の差は?これから流行りそうな稼ぎ方とは?話題になっていた「ソー活」や「クラウドソーシング」なども俎上にのせてメッタ斬りします。
[Speakers]
飯田泰之
エコノミスト、駒澤大学経済学部准教授
常見陽平
著述家、「クオリティ・オブ・ライフ」フェロー、HR総合調査研究所客員研究員
中川淳一郎
ネットニュース編集者、PRプランナー、ライター

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※私的に取ったメモですので、内容については一切保証しません

※途中入場、メッチャ、飲んでるし、、、
※これはメモるの難しいな、あれだな、要点だけメモります

常見:サバイバルキット、安藤さんのあれ、儲かってないよ。俺もはじめようと思っているんだよね。あ、早速一人帰った、ありがとー。注目はサバイバルキットだと思う
飯田:ソムリエ、知識込みでラインナップを売る。安藤ちゃんは情報ソムリエでいいんじゃないか、選書リストとか、セレクトしたらどうかな。サバイバルキットは難しいけど、何かで成功しないかな
常見:ファンクラブビジネスだよね可能性は感じた。津田さんの本、音楽業界はとっくに収益構造が変わってる。ライブで稼ごうとか、イベントでグッズ売るとか。AKBは最強でCDの価値を変えてしまった。

中川:インターネットって弱者の味方みたいなイメージだったんだけど
常見:フォロワーって、元々のその人の知名度だよね
中川:これってもともと俺らが考えていたインターネットなのかな
常見:リクルートのポンパレなんてグルーポンのパクリ、めちゃくちゃ金つぎ込めば勝てちゃう
中川:強者が勝つのがジレンマなんだよね
常見:ネットで弱者が勝ち上がった事例ってある?
中川:こんどうゆうこ、やばい就活生
※むちゃくちゃや
中川:スタディギフトの炎上騒ぎ、坂口綾の直後に出てきてそこで名をあげた
常見:焼身自殺みたいな、身を張らないと救われないんじゃないか
中川:一発RTされるようなネタをつかんで上に上がれないかな
常見:まぐれホームランだよそれ
中川:こいつだってどぶ板営業とかやってるんだよ
常見:おう、そうだよ、働け
飯田:サラリーマンやりながら研究員とか出来ないじゃ無いですか、でも、サラリーマンやりながらネットでなんかならできるじゃない。2000年前後って、リアルとは別の付き合いがネットにあり得るんじゃないかって。今、日本銀行総裁人事、リフレ派って、匿名掲示板で繋がっていた、いちごちゃんねる。そっから始まった間がある。現実とは別の世界にあるものだと思っていたのに、現実にどんどんリンクしてきちゃって、現実の一部みたいになっちゃって便利バージョンみたいになってきちゃって、なんでこんなに現実とネットが近くなっちゃったんだろう
中川:ブロードバンド接続はひとつあるよね。アメリカとか53kとかしかでねーんだよ、
飯田:海外はネット不安定すぎて、スペインで言いホテルに泊まったんだけど2分に1回落ちる、Webサイト無理、メールがギリギリ。最終的には大学で繋いだ、宿ど最低、評価サイト炎上レベル
中川:評価サイト腹立つ、iPhoneアプリの評価。★1つけるやつ、日本語だとおもったのに英語でしたとか、馬鹿やろう
※無茶苦茶になってきた
常見:中2ばかたくさんいるよね
飯田:カンニング宣言してる馬鹿がいて、どうしようかなとおもうってツイートしたら、あずまんが「いったれ」って。本人特定して、その場でつまみ出した。このまま炎上しちゃうとコイツ大学辞めなきゃ行けなくなる、うん、おれ優しい
常見:なんでも発信しちゃう。さぼってる、でもプロフィールに大学名書いてある。指摘したら、謝罪の電話が。なんか、おもしろいやついない?
中川:おちゃかい、ネット右翼を追っかけまくってる。さんびきのすずめってやつがいて、役割分担してるの、個の連係プレイすげーの。お金もらえないけど頑張る、後世のためになるとか、そうだよなー

中川:ステマの値段表、会員に送っちゃって、会員から送ってもらった
飯田:俺もステマできないかなぁ(ビール並べる)
中川:サッポロ率が高い! この限定ぞうじょうのくらだしうまいねー
常見:ぶっちゃけサッポロしかのまないよ、不動産でしか儲けてないけどー
常見:最近すてまでおもしろいのいない?
中川:22またのあいつがステマやってる露骨
常見:ステマって、なんでもステマになっちゃうじゃん
中川:本当にいいっておもっているんだったらいいんだよ。なのに宣伝文句、そのままコピペとか。でも、なんでもステマって言うのは辞めて欲しい。芸能人が商品紹介してって言われるのは構わない、原稿料としてもらってちゃんと書け本心で書け。つぶやき広告会社に登録してる1ツイート100円、ちなみにステマブログはSランクは2本で300万円、強者が強くなるんだよなぁって
常見:ネットは俺らを助けてくれないじゃないかー
中川:飯田さんってどうやってモーニングバードに?
飯田:良く休む人の代打で出ているうちに、レギュラーに。岩崎さんが今そのポジション。
中川:岩崎さんは元祖ブロガーですよね、ハックルさん。ネット経由で仕事が来るってのは、連絡先としてつかわれているだけ
飯田:人を紹介してくださいって言われたときに、ブログとか書いてるといい。俺がそいつの説明者していられないけど、ディレクターにブログ見てって言っておけばいい。自分の実力を知られるの、俺は困る!
中川:メディアの人も検索しまくってる、パラダイスさん、コンビニアイス専門家。メディアの庶民家的な人選にばっちり合致。なにしたらいいかっていう女のコに、冷凍食品専門家
※また、プロレスか、、、
飯田:さっきからやせたコメントが多いんですけど、カメラがいい
中川:ソーシャルメディアウィークだからか?
常見:そろそろ真面目な話しするか、これ以上帰ってもらいたくないから

常見:就職を語る人がいない
飯田:新卒一括採用を叩けばいい雰囲気になってる。ほぼ多数派はどっかの会社の正社員として採用されていく。中堅から中小の上くらいの所に就職していくんだよね
常見:13歳のハローワークが罪深いのは、中堅の営業マンが出てこない。動物のお医者さんとか、ムツゴロウさんはそんなにいらない!
飯田:営業マンはつぶしがきかないとかって言う奴がいて、本当に馬鹿だなとか
常見:本当に儲かるのはこうだとか、現実をね知ってもらう
中川:そう、余計なこと考えないで仕事しろって
中川:で、冷凍食品研究家進めたら、料理できない一杯食べられないからいやだって。次に、間取り専門家を薦めた、絶対にニーズあるよ。真日間取りをスキャンして解説したら絶対いいよ
飯田:合わせ技一本、なにかとなにかができる、ある程度しゃべれて学者のキャリアがあるってのでぐぐっと的が少なくなる
中川:フットワーク軽く仕事を受ける奴ってのも
常見:使いやすさね、あとギャラ聞かない、あ、タダの時あったな。おれ、とんがっているようで意外と友達多いから
※くだらん、くだらん、、、
中川:ここでクラウドソーシングの話ししましょうか
常見:クラウドソーシングは搾取の仕組みでーす。マッチングしない。ああいうサイトに出さざるを得ない人ってのは、仕事ができない人
飯田:悪貨は良貨を駆逐する、誰でもできることはどんどん値段が下がっていく。営業マンの能力は絶対に不滅、どう頑張ってもマニュアル化できない。オラオラ押しの人もいれば、めちゃくちゃ知識を持っている人とか。先輩から学ぶ感じなんだけど、ぜんぜんない
常見:営業のマニュアル本、出てるようで出ていない。課題解決力、マーケット想像力がめちゃくちゃある人がたくさんいる、営業ダメだって言われるけど、日本を変えるのはそういう人たちなんだよね
飯田:技術がわかってる営業マンは貴重。一応、専門用語が出てきても慌てないってのは信頼もらえる。
常見:実力主義の環境がいいって言うけど、それって売上上げられるってことなんだよね
飯田:学生時代に教材販売する会社にいた。そこにいたおっちゃんが歩合だけで月に500万稼ぐ。おれ、まあまあしゃべれる自信があったからやってみたけど一件も取れない。そのおっチャンの何が凄いのかまったくわからない、天才だわ。もうちょっとできる人が少ない世界に、ってことでアカデミックな世界にきた、しゃべれない人だらけなんだよね
常見:凄い営業一杯いる。ディズニーの英語教材、でかいしださい奴。でも人間工学にピッタリとか言い出して、自分の子どもにやらせてビデオ撮ってる、コイツすげーって
中川:クラウドソーシング、値段がおかしい。記事1本書くのに50円。1ヶ月に1000本書いてくださいって。なんでもいいから書けっていろんなサイトが記事数を増やしてPVを増やす。おい、nanapi! おまえ、1ヶ月1000本書けってちょっと失礼じゃないか。俺、原稿料高いんだよ。それに対して、1ヶ月1000本量産とか、ライターに対するリスペクトとか無いじゃないか。ここで修行していつかうはうはとか、夢をあおってひどいよな。自分のニュースサイト、記事を5万本削除した、ゴミみたいなコメントが多かったから有害サイト認定されそうになって、生地を落とすしかなかった。結果的にPVが半分になった。でも、いい発見したんだよ。全ての古い記事、ほとんどのPVは新しいモノがとる。どんなに古いページでも6PVある。30万PVなんだよな。全ての5万記事が一日一回は見られている
飯田:ボット、クローラーのアクセスがどの程度かってのもあるよな。残りの半分は消さなかった記事なんだよね。シノドス、ブログ形式じゃなくて重要度順にしよう、そうしないと最新しか読まれない。
常見:中川さんがメディア作りで心がけていること
中川:クラウドソーシングには絶対流さない、使えない奴ばっか。自分が会った人にしかお願いしない。クラウドソーシングで痛い目にあった。フリーで営業し続けている人って、ダメなんじゃないか
飯田:紙媒体って信頼があるんだよね、新聞・週刊誌が仕事出す時って、連載出す時って紙の本を出してないとダメなんだよね。印税じゃもうからないけど、本を出しておくことで仕事に繋がることは多い。
常見:講演とかね
飯田:本なんて書けねぇよって言ってるけど、だから価値があるんだよね
中川:日本人全員に夢をもたせたい。サラリーマンはちゃんと仕事をやってる時点で、社会の役に立ってるわけ。サラリーマンは必ず何かもってるわけだよ。ライター講座でどうしたら売れるかって聞いてくるけど、今の仕事頑張れ、馬鹿っていうんだよね。不動産の人、ビールの人、ひびの仕事で知見を貯めてそれを使えばいいんだよね。絶対に大卒でフリーライターとかより絶対有りだよ

中川:ソーシャルメディアで食っていけるかについて結論を
飯田:一人でひっそり食っていくくらいならいける400万円くらいとか
中川:24歳職歴なしとか行けますか
飯田:ああ、それは無理、サラリーマンとかで半農半ソーシャルとかならいける。億万長者は難しい、人間多いとたまたま売れる人もいるんだけど、たまたま成功モデルじゃない。年収300~400くらい稼げる人。ブレイクしなかったくらいが程々。1000人読者がいれば300万円くらい
中川:わたしは講師料は0円~5万円くらい、一度20万有りました
飯田:だいたい、15~25万円くらいかn
常見:1~30万円、たまにね
飯田:30万それ、間違えたんだよ
常見:ソーシャルメディアだけでは食えない、いろいろなところから収入。サラリーマンでも、デイトレでもメインを決めた上で、いろいろやる、リスク分散。次に何が来るって、無責任なこと言っちゃダメ。
中川:ネットで稼いでいる人は、実生活で実績がある人。それがある人は、ネットでも強くなると思うよ。そうなったら、セルフブランディングできるよ。あ、俺、セルフブランディングしてるよ、いつもビール飲んでて馬鹿なこと言ってるように思わせる。あと、いつも黒ジーンズ、もうダサくいこうって
飯田:ユニホームって思わせているよね
常見:一番稼いでいるのは中川さんなのにねー
飯田:いくつか絶対にタダでやる講演がある、被災地だとか、特定の政治の奴だとか価値を提供できてるやつとかね