先日書いたターボのレンタルサーバの話ですが、矢野さんによる新たな書き込みがありましたね。
新しい形のLinuxOSベンダーとしてのビジネスモデルを世に示せたことが、誇らしい。
やはり、ここでしたね。私が書いた「ディストリビューターが正式にサポートするそのサービス専用のディストリビューションパッケージだからです」って話をさらに超えて、ビジネスモデルときましたからね。
ただ、正直大変だと思う。3社の協業というのもあるから、ディストリビューターであるターボが全責任を負うというわけではないが、レンタルサーバはある意味成熟した市場でもあるから。ましてや、1台丸ごとサーバを借りるということに対する必要性を打ち出すのは難しいことです。そのあたりはターボが考えることじゃないか、アライブネットが頑張らなきゃいけないんですな。
どちらにしても、一度使ってみようかな。っていうか、ウチのサーバ以外を薦めるときにいい加減よく分からないサーバを薦めるのは止めにしないと...。
ところで、ターボ側に落ちるライセンス料っていくらくらいなんだろ? 1台につきいくらって感じなんだろねぇ。
トラバ対象:
@サーバー、発進!@Turbolinuxいただき日記
くろだ
ひえー、矢野社長様コメントいただき光栄です!
いわゆる1台丸ごとのサーバレンタルってアメリカだと普通なんですかね? そういう意味では日本はまだ丸ごと一台って考えは比較的少ないですね。っていうか、個人情報を扱うようなWebサイトを立ち上げるんだったら共用サーバなんてありえないもんなー。そう観点からも確かに1台丸ごとのサーバレンタル市場は、まだまだ十分考えられるんでしょうね。
でもって、普通の会社にもいわゆるシステム管理者といった方はいるんですが、社内のPCを扱う程度で、いわゆるrootを扱えるような人って、グッと数が減りますからね。
むー、どちらにしても今後の成り行きから目が離せませんね、頑張ってください! っていうか、とりあえずデスクトップパッケージでも買おう。
yano
TrackBack、ありがとうございます。
レンタルサーバはアメリカでは成熟を超えて、かなり悲惨な状況の様ですが、
日本では逆にまだまだこれからだと思います。
根本的にアメリカと違うのは、日本は総人口に比例してITがわかる技術者の
総量が圧倒的に低いことがあると思いますよ。
つまり自社でサーバを持つと言うことは、自家用車を持っているのと同じで、
IT技術者がいない企業からすれば、それに運転手を雇わねばならないわけです。
ところがアメリカは簡単なサーバならば現場で簡単にメンテできますが、
日本だと殆どの業界では、そうはいきません。
したがってレンタルサーバを利用するコストメリットが、日本はアメリカと
比較して圧倒的に大きいので、まだまだこのマーケットは伸びるはずです。
世界で一番Cobaltが売れていたのが日本だという、理由もそこだと思いますよ。