Z団旗揚げ公演【悪鬼の如く】

 livedoor blogでblogを見かけてから微妙に気になってたZ団なる劇団の旗揚げ公演【悪鬼の如く】を観に行ってまいりました。

 スペース107とモリエールを勘違いしてて、焦りまくり。携帯で住所を調べてlivedoor MAPで地図を出して無事到着。マチネとは言え最終日なんで満員。結局、階段に座っての観劇でした。

 間に休憩を挟んで二時間超の作品でしたが、結構あっという間という感じでした。源義経が追われる話で、主役は弁慶。うっすらと史実自体は記憶にあったのですが、役者が演じるとまた全然違う感覚ですね。
 で、肝心の感想ですが、途中から完全に芝居に引き込まれちゃって、猛烈に感動しました。弁慶が平泉にて最後に大暴れするシーンから天に召されるラストまでは、正直言葉に言い表せないほどの熱いものを感じました。っていうか、密かに泣けてたりなんっすけど...。
 ちなみに、気になった役者は弁慶の弟子(?)市丸役の山田麻衣子さん(アンケートに川上麻衣子さんと書いてしまいました失敬)、はまり役でした、かわういです。もちろん市丸以外もみんなはまり役だったのですが、芝居全体で見ると役者の完成度にばらつきがあった感じがします。ばらつきがあったというか、まだ旗揚げ公演なので一体感が無い部分もあったということでしょうか。でも、全体的には満足なお芝居でした。今までに見た同じ規模の芝居に比べてお金がかかってそうな印象があったのは何でだろう?

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 今回の件でblogの更なる可能性を見てしまった気がします。演劇の本とか広告とかそんなのじゃなくって、livedoor blogのトップページにアップされたモブログからであった今回の劇団。以降、ちょくちょくblog見ていただけで、実際に芝居を観に行くまで至ったのにはちゃんとわけがあると思います。
 私はライブでも芝居でも、気になったら行って自分の目で耳で確かめるというアクティブな面があるからということもありますが、そこに至るまでにblogが果たした役割は本当に大きかったといえます。別に芝居の内容とかに深く切り込んでるわけでもなく、何か芝居に対して熱く語ってるわけでもない。ホントに、芝居とは無関係な日常的な話とかが中心で、徐々に練習風景などが書き込まれるといった展開です。でも、そのくらいだからか親近感が沸いて自然とblogをチェックできたんだと思います。エントリごとが重かったり(しっかりとした内容)してたら、途中で見なくなっちゃったかも。1分くらいで簡単にチェックできたから見続けることができたのでしょうか。
 あ、そうそう、blogでイメージしていた人物像と芝居の中での役者の雰囲気に差があって、それはそれで面白かったー。特に、玉虫役の川上藍子さん、もっと強烈に激しい雰囲気をイメージしちゃってましたが、本物(?)はイイ女的でした...。役もよくわからずに観てたからねぇ。あ、あと、『男前』と何度と無く出ていた真山さんはめちゃくちゃ綺麗な人だった...。あー、そんなこと書き始めるとどの人もblog内でのイメージとはかけ離れてた...。う、え、江戸さんだけはイメージのままだったかも、とか。でも、皆さんカッコよくって綺麗でニヤリでした。

 どちらにしてもblogが果たす役割に関して新たな側面を感じることができました。もー、今後プロデュースするWebサイトには全部blogが絡んでくるんだろうなぁー。

 最後に、お疲れ様でしたZ団関係者の皆様。今ちょうど、ラストの芝居中ですね。次回も行きます。でもって、blogを始めたきっかけの方に感謝。アンドlivedoor blogにも感謝。

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