何とかセミナー終わりました

 「編集者のためのブログ」セミナー ~大ブレイク寸前のブログとは何か、その可能性を探る~、無事終了しましたー。セミナー慣れしていない私のお話を聞いていただきまして誠にありがとうございました。

 お越しの皆様が編集関係ということで焦点をどこに絞ったらよいのか決めきれず、なんだか超早口で要素を詰め込みまくってしまったので、何がなんだか分からなかったかと思います、本当に申し訳ないです。その代わりにこちらのBlogでできる限り質問に回答してゆきたいと思いますので、お気軽にコメントをください。いや、コメントじゃなくって、Blogを実際に立ち上げてみてトラックバックをください。とにかく始めるべきだ、ということだけは事実ですので。あ、もちろんコメントもお寄せください。このエントリでも、どのエントリでもOKですから。メールでもOKです。

 で、自分のセミナーはともかく、アメーバブックス山川さんのお話は本当に得るものが大きかったです。これまでこのような形で書き手側からBlogを語られることって全くなかったので、かなり新鮮でした。これまでBlogはそのサービス提供者サイドからの話が多く、実際にBlogを使ってどうこうってのは無かったからねぇ。作家サイドからみた話、本がどのように作られるかという話、実際今回Blogから本を出した話、全てが新鮮でした。でも、考えさせられる点が多かったことも事実。なぜか、出版社系の案件をこなしている関係で、出版業界が抱えているジレンマを知っていることもあり、今後も真剣に考えそして議論してゆきたいと思います。

 山川さんとも共通の認識として、Blogは決して出版業界に対して被害をもたらすようなものじゃないということは伝えたいです。ほったらかしにしておくと、2chのようにつつかれたりする可能性は否定できませんが、ちゃんと目を向けていれば脅威になることは無いと思います。そして、すごい勢いで増加中のBlogの中から、本どころかもっと大きなムーブメントとなるコンテンツ、そしてそのコンテンツになる原石がたくさん埋もれているはずです。今後は、ぜひともBlogに目を向けていただきたいと思っております。

 最後に、このようなセミナーで講師をさせていただく機会をいただいた、メディアライツの皆様、クラビスの皆様ありがとうございました。Blogを世に伝えていくのは、(勝手に)自分の使命だと考えているのでこれからも伝えてゆきたいと思っております。はー、もっと講義内容を精細に詰めてゆかねば...。人に伝えてゆくということは本当に難しいことだと、改めて実感しました。

追記(2004-12-9 15:13):
 山川さんのBlogで今回のセミナーの件が触れられておりますのでトラバです。えっと、山川さんがお話になられた話の概要も書かれていますのでご覧になってください。漫談だなんてとんでもない! 本当にすばらしい話でした!

トラバ対象:
15時間も寝てしまった@イージー・ゴーイング
眠い……@イージー・ゴーイング
「編集者のためのブログ」セミナー ~大ブレイク寸前のブログとは何か、その可能性を探る~@予定は未定であって決定ではない