人にドキドキすることが全く無くなった

 以前、少なくとも1年前は、多くの人にドキドキしていた。自分に無いものを持ってる人や、ある領域で自分を凌駕している人、自分より明らかにエッジが立ってる人など、とにかくことあるごとに人間自体にドキドキすることが多かったのだが、ここ最近は全くそういう機会が無くなった。

 ドキドキするような人が減ったのか? いや、それは無い、増えているか減っているかは知る由も無いが、そのような外因の問題ではなく自分自身、そう内因の問題であろう。

 自分自身の問題であると考えるのなら、いったいその原因は何なのだろう。正直、すぐには思いつかないのだが、自分自身が他人を感じる余裕が無いということが原因のうちのひとつだと考えられるかもしれない。そこまで自分自身に余裕が無いという感覚は無いのだが、ドキドキすることが無くなった替わりに、人にイライラすることが増えた。どう考えてもこれが最大の原因だろう。

 イライラするためにドキドキする感覚を失ってしまったのかもしれない。自分自身に余裕が無いのか? それとも自分自身の限界を見てしまったのか。

 今日は、もう少し考え込んでみよう。