そんなTEMAS 先斗町で買い物を終え、金曜日だけオープンしているBAR 『黒』に向かう。そう、TEMASが持つ最高の隠れ家がBAR 『黒』なのだ。
TEMASギャラリー『黒GALLERY』の奥に佇む一枚の扉。その扉を開けると階段があり、上がった先には見事に黒に染められたBARが現われる。黒をベースとしているお店は落ち着いた雰囲気を醸し出す。カウンターの中にいるスタッフはどこかで見たことが、、、そうだ、以前私がTEMASに訪れた際のスタッフだ。程なくして、隣の先斗町のお店のスタッフもカウンターに入る。そして、あの扉をくぐる勇気のあった常連客たちがカウンターに集い始めた。
焼酎を頼んだ。ショップでも扱っている黒に染められたコースターに、これまたショップで扱っているぐい飲みで焼酎を頂いた。私の前からカウンターにいた見事に黒を着こなした紳士と話を交わす、どうやらTEMASのオーナーのようだ。私が大学時代京都に居たことを告げると話は盛り上がった。途中から若い女性二人組(なんと同じ大学の後輩だった)も交え京都の話は深まる。
本当はもう少し居たかったが、翌日の仕事のこともあり切り上げることにした。スタッフが外まで見送ってくれる。久しく感じたことのない振る舞い。また、京都に来た際には立ち寄ろう、今度はこのブランドTEMASを紹介したい人を連れて、、、。
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* どうでもいい話ですが、その隣に座った女性から「シモキタ」という言葉が連呼されるので、思わず反応してしまった。千葉出身の彼女は、どうやら、年に何回か下北沢に出向き朝まで酒を飲み、昼の高速バスで京都に帰るといういかにも若者らしい行動をしているようだ。下北沢で働いていて下北沢にお店を持っていると話すと、そのあまりの偶然に驚いていた。こんな事もあるもんだな。やはり下北沢に飲み屋を創るべきだろう。これからのことを考えれば。