初日のフリー走行2回目が終了しました。トップはトヨタのグロックで1:18.383、2番手はルノーのアロンソで1:18.426、3番手はマクラーレンのハミルトンで1:18.463、以下4番手フェラーリのマッサ、5番手フェラーリのライコネン、6番手レッドブルのウェバー、7番手母国GPウィリアムズの中嶋一貴、8番手トロロッソのベッテル、9番手マクラーレンのコヴァライネン、10番手トヨタのトゥルーリとなった。
時折、陽がさすものの一面雲が広がるコンディションの中行われたフリー走行2回目。トップタイムのグロックはセッション中盤にトップタイムをマーク。ハミルトンや終盤アロンソが100分の8秒に迫るタイムを叩き出すが、一歩及ばずセッション終了まで守りきった。
また、今回が初の母国グランプリとなった中嶋一貴は、チームメイトのロズベルグを上回る堂々の7番手。走り慣れた富士スピードウェイで十分速さを見せ、翌日以降期待できる初日となった。また、トヨタ勢は10番手にトゥルーリ、ロズベルグが13番手に入った。一方、ホンダはバリチェロが15番手、バトンは最後尾の20番手に沈んだ。
チャンピオン争いをしているハミルトンとマッサは3・4番手。トラブルもなく、まずまずの初日だったと言えるだろう。気になったのはライコネンでS1は区間ベストをマークするも、S2ではどうしてもタイムが出せない状況が続いた。ダンロップコーナーの挙動が不安定と言うこともあるが、翌日までに何らかの対応が出来れば大幅なタイム向上も望めるだろう。そして、マッサにとってもS1でのライコネンのデータを活かすことが出来ればハミルトンを上回る事は十分可能だ。
明日は午前にフリー走行3回目、午後2時から予選が行われる。