東海大学ル・マンチャレンジ
知東海大学工学部
動力機械工学科
林 義正
・学生チームとして初めて
・文化・教育面からのモータースポーツ
・知的能力はあるが、実現能力が備わっていない
・実現能力を慣用する新しい工学教育、学生の知的好奇心を刺激するテーマ、真のものづくり教育
・新しい工学教育発想の原点
・演繹的な教育から機能的な教育を志向
・ル・マン挑戦の意義
・夢、挑戦、感動
・課題突破力の涵養
・モータースポーツの原点
・学生のプロ集団、ル・マンカー開発プロジェクト
・マネージャー、エンジン、ボディ、シャシー、人間工学、走行性能解析、各班
・単年でリセットしてしまう
・技術トランスファー、ドキュメント、マントゥーマン、ハードウェアそれぞれによる伝承
・YR40T、産学連携で開発
・先行研究実験車両にて実験
・2005年5月にSUGOでシェイクダウン
・2006年11月にFSWで公開高速走行
・データ取りの練習
・前後左右加速度の2積分で得られる走行軌跡など
・CFDによる空力解析
・人間工学的に検討されたコックピット周りの設計
・人間の出す熱や動体視力の研究、様々な人間工学的見地
・2008年1月15日に、クラージュオレガベースでマシンを組み始める
・安価に
・学生の手作りハーネス、ル・マン中一度もトラブルを起こさず
・2008年4月24日メディア発表、まだ、マシンは動かず
・エンジン制御とミッション制御、それぞれのコンピュータ制御も学生が
・実際のレース、ピット作業も学生が
・地元メディアがたくさんやってきた
・リタイヤ原因
・トランスミッション入力部
・ドライブベベルギヤとドリブンベベルギヤ
・ギヤオイル温度の上昇
・ベアリングがただれてしまい、摩擦が高まり、さらに温度が上昇し、、、
・結果としてドライブシャフトが落ちた
・学生チームによる、ル・マン挑戦の成果
・当初は実現不可能と思われていたが、実現したことにより、学内に大きなインパクトを与えると共に、学生にエンジニアとしての生き方を教えることが出来た
・課題突破力のある学生の育成、社会に通用する常識、学科内の活性化と求心力の誕生、大学内の協調体制の醸成と組織力の発揮、支援企業のイメージ向上
・大学は知名度が上がった、が、プロジェクトへの還元は、、、
[Q&A]
・BMW山根氏
・これからチャレンジしてみたいことに対して、業界からの支援について
・お金がない、、、ココで育った学生が企業に入っていく、大学のような中立的な組織へ金銭的にも技術的にも支援しても雷害
・大阪産業大学石井氏、2級整備士の育成をしている
・全体の予算、学生が出来ることと外注すべき事
・エンジンは産学連携でタダ、シャシー造りの大半は先生の別のプロジェクトのロイヤリティ、そこから企業の支援金、大学のOB・OB企業からの支援金、結果的に企業がやる10分の1程度
・非常に精度を要するモノは外注、エアリストリクター。ただ、出来るモノは全て自分で
・ホンダ宗村氏
・企業と大学のレースでの違い、企業へのアドバイス
・一番の違いは時間の使い方、プロは時間の使い方が全く違う
・モータースポーツは情熱、そこに大きな意義がある、どんなに不況になってもめげないでもらいたい