ハミルトン(マクラーレン)、「まだタイトル争いしてる」 [FMotorsports F1]
先に行われたシンガポールGPではマッサとの接触・クラッシュでリタイヤ、タイトル争いをする上で痛恨のノーポイントに終わってしまったマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンだが、まだ夢はあきらめていないことを自身のサイトで強調した。
シンガポールの結果は確かに痛い。でも、ハミルトンはまだ十分チャンピオンのチャンスはあると思う。そして、ドライバーとして出来ることはポディウムの頂点に立ち、誰よりもポイントを稼ぐこと、それだけだろう。他のドライバーの順位なんて考えてる場合じゃないだろうから。
ただ、現実問題フェラーリのアロンソに抜かれたのは痛いかもしれない。シーズン終盤、2度のチャンピオンのアロンソは憎らしいほどに強いレースを見せ、ミスをしないだろう。一方のウェバーはここにきて独特のプレッシャーに晒されることになる、それに耐え見事なレースが出来るかどうかがカギになるだろう。これまでの歴史を考えると、初めてチャンピオンになろうとするドライバーには本当に目に見えない圧力がかかる。アロンソの勢い次第ではそれは何倍にも感じられることだろう。
ウェバーが陥落する可能性を考えると、ハミルトンはまだまだあきらめるのは早いと思う。というか、十分チャンスはあるはずだ。終盤は1ポイントも失えないレースが続く。もう、ミスが許されないことは確かだ。