というわけで、先日のぶらり下北沢経済新聞USTREAMで発表した、くろだ的2010年下北沢10大ニュース。だらりと書いておこう。まずは、4位まで。
10位 とよんちのたまご
9位 にくまき系
8位 下北沢大学
7位 唐揚げ大吉・からあげ食べ放題
6位 サッカーワールドカップ
5位 BugHouse1周年
4位 GC跡地開発開始
10位は一番街に突如出来た卵屋さん『とよんちのたまご』、なんで卵屋なんだよーとか思ったけど、根付いてますね。カフェとかとのコラボもあって面白いです。
9位は『にくまき系』、ニックンロール、にくまき本舗、とんむすと3つも出来たので、この後フィーバーするんじゃないかと思ったら、とんむすがとっとと撤退。他の二つのお店はそれなりにお客さんがいるので、このまま生き残ってもらいたいです。ブームにはなり損ねたけど、、、。
8位は『下北沢大学』、商店街がやった企画としては面白い試みだと思いました。企画自体には諸事情で関わらなかったけど、ホントは一緒に何かをやりたかったですね。来年の7月にもあるみたいなので、期待。
7位は『唐揚げ大吉・からあげ食べ放題』、昔もあって噂になってましたが、自分で実際に体験してみたらそれはもう、、、。っていうか、2000円分も唐揚げは食べられないと言うことを身をもって体験しました。
6位は『サッカーワールドカップ』、や、今回も下北沢のお店は盛り上がったなぁって話し。直前に、ぶらり下北沢の鍛治川さんをそそのかして観戦できるお店特集をつくってもらったら、予想外にアクセスが集まったとか。よかったよかった。が、俺は下北沢では一度も試合を観戦することが出来なかったぁ、、、。
5位は『BugHouse1周年』、正直1年持つとは思わなかった、、、。飯がうまいわけでもないし、何か特徴があるわけでもない、客が自由にやれるって言うのが最大の特徴。そして、タモリ店長の人柄だよね。本当にこの店が1周年を迎えることができてよかった。2周年、3周年と続いていってもらいたいです。
そして、4位は『GC跡地開発開始』、GCです、グルメシティです。跡地の開発が一気に進みましたね。基礎工事が終わったらぐんぐん建物が出来てきて、来年オープンは予定通りって感じ。個人的にはGCが大好きなので、早く復活してもらいたいですね。
さてさて、いよいよトップ3の発表ですよーーー。
はい、今年出版された下北沢を舞台にした小説です。なぜかiPad版も出ていたので、iPadで読みました。最初アプリがあり得ない使え無さで卒倒しそうでしたが、何度かのバージョンアップで読みやすいアプリになりました。というか、ちゃんと電子書籍だと言うことを意識した作りになっていたので良かったです。小説ですがイメージ的なイラストが印象的で、今年の電子書籍の中でも高評価ですね。
で、話の中身ですが、下北沢が舞台なので下北沢をいつもブラブラしてる人には、その情景が浮かんでくるくらい描写がしっかりしています。なんだろな、再開発が進み切っちゃう前にテレビドラマ化してもらいたいなぁ。
主人公が20代の女子と言うことで、イマイチわかんない部分が多いんだけど、まー、こういうコがいても不思議じゃないよな、下北沢って、と思いましたよ。下北沢が好きな人には是非読んでもらいたい小説です。
さてさて、続けて第2位行きますぞ!
自分の話しで恐縮ですが、今年最大の衝撃だったとも言えます。ちなみに、閉店は昨日でした。2004年3月から7年間、やー、よく続いたと言ってもいいのかな、と。
ただ、全然やり尽くした感が無くて、志半ばでの閉店です。無念じゃ。というわけで、閉店はしたけどいつか復活させるつもり。だからこそ、閉店しても涙は出なかった。必ず復活させる、下北沢では難しいのかもしれないけど、この街にこだわって復活させたいと思います。
そして、第1位ぃー、、、と、その前に番外編発表。
やー、今年は本当に中国人観光客が多かった、夏までは、、、。例の尖閣の事件以降、ものすごく減ったというかいなくなったことは事実。そして、韓国人の観光客はコンスタントに増えてきてる気がするね。
中国人も韓国人もガイドブックを片手に歩いてる。そう、何故か彼らの日本のガイドブックに下北沢が掲載されているんですよね。何度か道を聞かれたことがあったのですが、2ページくらい下北沢のお店がびっしり書き込まれてた。大変だったのは韓国人の観光客に、「ホンチャンゲンチョン、ドコ?」と聞かれて全然分からなかったのでガイドブックを見せてもらったら、オールハングル・ノーフォトで絶望感を味わったことかなぁ、、、。何度か発音してもらって、それが本多劇場だと気付いたときはお互い感動を覚えたぜ。とりあえず連れて行ったけど、大物の公演をやってて中には入れなかったと思うのだがのぉ。喜んでたからいいや。
で、実は中国人観光客が多くなっているのは下北沢だけじゃなくて、名古屋の大須、そしてウチの実家がある愛知県豊川市の豊川稲荷にまで。もちろん、京都にもたくさんいらっしゃいましたなー。このことにインスパイアされて、数年後にはじめるビジネスのアイデアが出てきました。下北沢も中国語&ハングルのガイドブックを用意したいねぇ。
ふううううう、やっと1位の発表だぜ、、、。2010年オレ的下北沢ニュース、第1位は!!
もう、これ以外無いです、下北沢駅の北口から新宿よりの一つ目の踏切の所に広がる下北沢駅前食品市場が今日2010年12月31日に一部閉店します。一番踏切よりの一角ですね。取り壊しは来年ですが、お店の営業としては今日までということです。
たぶん自分の下北沢の歴史をひもとくと、この駅前市場の存在は大きかったと思う。既に取り壊されちゃってるんだけど、節子っていうおでん屋さんがあって、すっごいでかい大根のおでんがあったんだよね。なんでも、
【おでん節子】
下北沢駅前食品市場が戦後にできたと同時に開店。初代女将が山口節子さんでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/040904/20.html
だってさー。やー、このお店で本当によくおでんと日本酒を飲んだもんです。そして、多くの人に絡み絡まれ喧嘩をして語り合いました。本当に今考えても楽しい20代でした。節子が無くなった時点で正直想い入れは無くなっていたのですが、閉鎖が近づくにつれて面白いお店が増えてきて、ここ数年でまたよく足を運ぶようになりました。
その中でも一番足を運んだのは、モエッカリー。ここのカレーは本当に自分好みで、辛さを最上級のFireにすると、それはもう大量の汗が噴出してデトックス効果絶大なんです(ホントか?)。そして、ナンがうまい。何もすごいことはしていないんだけど、今まで食べたナンの中ではこのお店のナンが一番好きです。
そうそう、モエッカリーは昭島に移転することになったとか。是非オープンしたら行ってみたいと思います。よく、横田基地そばのジョイフルホンダに行くので、そのついでにいけそうですねー。
そういえば、下北沢シュワッチという下北沢の街で演劇・音楽・映画・お店などの複合イベントにスタッフとして参加したのですが、その時のチケット販売&案内所が、今のうさやさんの所だったなぁ。あの当時はまだお店が復活して無くて閉鎖されていたんだけど、そこで一日中経ちっぱなしだった。いろんなお店の色々な人と、下北沢の昔話とか聞かせてもらえて本当にいい思い出だ。
そんな、下北沢駅前食品市場が今日閉店を迎えます。閉鎖は一部ですが、一番濃い部分でもあります。今日は、その様を見に大晦日の駅前市場に行ってきます。
今年の10大ニュースを考えたときに、真っ先にこの件を1位にもってこようと思いました。今年のニュースを色々みていて、ダントツに一番です。ハ○ウリ閉店も本当に悲しいけど、下北沢に関わる皆さんにとってはこちらの方が明らかに重大。そして、感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございました。
さーて、2011年はどんな年になりますかね。まー、GCの件が一番大きいニュースになりそうですがね。