中嶋一貴(前ウィリアムズ)、2011年は国内レース参戦へ [FMotorsports F1]
2009年までF1に参戦していた前ウィリアムズ・チームの中嶋一貴が、2011年シーズンは国内レースに復帰することがわかった。これは28日(火)、本人が自身の公式サイトで明言したもの。
中嶋一貴が2011年は国内レースに復帰ですって。まー、SGTのテストやらFNのテストやらで走ってるのを見てたら、国内復帰は当然的な流れだったんだけどね。
今まで、あまりこの件について書いてなかったんだけど、あえて肯定的に捉えたいと思います。2年間F1で走ったドライバーとして、国内レース、特にフォーミュラニッポンについて、どのような結果を残すのかそれをしっかりと見届けたいと思います。体制的にインパルとかに乗れたら話しはまた違うんだろうけど、トップクラスのチームに乗るのならチャンピオン以外の結果は全て自分の評価を下げることに繋がります。
来期は外国人ドライバーがさらに減りそうな気配ですが、国内勢ですごい速さを持つドライバーがひしめき合う状況。国内で走っていたドライバーにとっては、この中嶋一貴を打ち負かすことが出来るかどうかは、非常に価値があると思います。平手、大嶋、にとっては同じTDPドライバーとして、評価を決定づける事になると思います。そして、小暮、伊沢、塚越などの現ホンダ系ドライバーにとって、世界とのベンチマークが出来ることは価値が高いです。
あえて、あえて書きますよ、中嶋一貴にはチャンピオンしかないし、中嶋一貴以外にもチャンピオンしかない。再来年世界に打ってでたいのならそれが最低の条件なんだと思います。そういう意味では、中嶋一貴にはフォーミュラニッポンだけに絞ってもらいたかった、、、。
来年のこと [中嶋一貴オフィシャルブログ]
具体的な体制はまだ詳しくはこれからになりますが、フォーミュラニッポンとGT500の両シリーズを戦うことになります。
ここしばらくテストで距離を重ねてきましたが、どちらのレースともドライバーの、そして技術的な面でのレベル共にF1以外のどのカテゴリーにも引けを取らないものだと感じました。
そう、こういうことをどんどん伝えてもらいたい。中嶋一貴はF1ドライバーだったわけだし、来年は日本だけど、再来年はまたF1ドライバーになることが最優先なんだと思う。事実、フォーミュラニッポンの凄さは、今のF1との人気の差より少ないんだよね、伝わらないけど。だからこそ、F1まで上がったドライバーとして国内レースの凄さを伝えて欲しいんだよね。
でも、結果が全てだよ、ルーキーなんて誰も思わないだろうから、絶対にチャンピオン以外あり得ないからね。