2011年7月28日に開催された、【第2回 さくらの夕べ】に参加してきました。第1回は開催していることを当日に知るという残念な結果に終わりましたが、今回はさくらインターネット広報の方のツイートをばっちり拾い、10番目のエントリー参加することができました。
開場は2年くらい前まで高頻度に訪れていたあの建物、やー、なつかしいなぁ。でも、実は6階に足を踏み入れるのははじめてなのだ。まだ、開場して5分くらいしか経ってないのにすでに15人くらい会場に人が、、、みんな早いなぁ。
会場の写真を取り忘れちゃったけど、こんなのが貼ってあったので撮っといた。んーとね、会場は着席だと50人くらいの空間かな。記者発表とか、こういう所でやってるのかなぁ。ユーザー向けの発表にはちょうどいい空間だね。西新宿なので、新宿駅からだと結構歩くけど、下北沢からだったらチャリンコがちょうどいい距離。
---
で、まずは、さくらインターネット 代表取締役社長 田中さんによる、【さくらの近況ご報告】 。ある意味、これが一番の注目かもしれない。
前回行われた第1回さくらの夕べでの要望に対する対応について、土日のメール対応、お試しから正式への移行が1時間以内に、VPSの夜中遅くなる件の改善などなど。
土日のメール対応については、土日にスタッフを配置したら思ったよりも問い合わせが少なかったので、土日に問い合わせをするとレスポンスが早く帰ってくるかも、とか(笑)。あと、VPSが夜中に遅くなる件、ってのは私自身はあまり感じなかったんだけど、バックアッププロセスが動いてまれに遅くなることがあるとか。今はチューニングを行い、バックアッププロセスの優先度を落として、VPS自体が遅くならないように改善したとのこと。
続いて、VPSで予定される新機能として、ファイヤウォール、IPv6(今年の早いうちにネイティブで)、カスタムOSのバージョンアップ、VMイメージ操作(バックアップ)。
ファイヤウォールは、想定外に初心者ユーザが多くてポートが開けっ放しで問題になることもあるので、実装したいとか。や、初心者じゃなくても助かる機能ですよ。まー、iptablesでとりあえずポートは絞ってるので大丈夫といえば大丈夫なんだけど。
そして、カスタムOSのバージョンアップについては、CentOSは6が出てるけど、いろいろ問題があるので6.1が出てからになるかなぁ、とか。で、1つ大きかったのが、RHELクローンとしてCentOS以外の選択も検討中だそうです。実は私自身、CentOS以外の選択を模索中だったので、もし導入されるとすれば迷わずにうちの会社でも同じディストリビューションを使いたいです。
VMイメージ操作は助かりますね。VPSのセットアップって、最初は全部同じ事をやるだけなので、そこまで済ませた状態のイメージを作っておけば初期セットアップがかなり早くなる。あと、やっちまいそうな直前にイメージをとっておけば、やっちまう前の状態に戻せるからなぁ。あと、秋頃に発表されるさくらのク○○ドにイメージを持って行けるとか、どれだけ便利ですか! あれ、これ、書いていいのかなぁ、、、。いろいろ開発検証を行っているとのことですよ、おおう、期待できるねぇ。
それ以外にも専用サーバだけで提供されていたDNSや、管理用のAPIも準備中とのことです。
DNSについては、初期のセットアップだけでクライアントさんに渡しちゃうVPSの場合、DNSが管理パネルで操作できるのは助かります。っていうか、そのサーバ誰が管理するの? って感じだったりしますが。
管理用APIは、私自身そんなに沢山のVPSを使っているわけじゃないので、そこまで必要性は感じないけど、あったら便利だよね。
で、最後に次回のさくらの夕べでは、ついにさくらのク○○ドの全容が明らかになるとか。これは、絶対に次回も参加必須ですよ!