バリチェッロ(ウィリアムズ)、頼りはウィリアムズ代表 [FMotorsports F1]
チームの戦力批判をメディアに開陳したことにより、急速にチーム内の立場が悪化していると伝えられるウィリアムズ・チームのルーベンス・バリチェッロ(39歳：ブラジル)だが、来季残留に向けて頼りはチームの創設者であるフランク・ウィリアムズ氏にあるようだ。
バリチェロの発言を読むと、確かにウィリアムズの状況が苦しいのはわかるんだけど、チームを批判しているだけじゃ何も変わらないよね。バリチェロが古豪ウィリアムズのシートにいるのは、その経験によるマシン開発やチームのリーダーシップを期待されているわけで、チーム側を叱叱咤激励するにもいろいろ考えて発言しないといけないよなー。
ここのところマルドナドが速さを見せているのも関係性があるだろうな。現在、バリチェロは4ポイントでマルドナドは0ポイントだけど、8位入賞で並ぶし、7位入賞なら上回ることになるからね。そもそも、バリチェロがウィリアムズに移籍できたこと自体が驚きなんだけど、まあ、あの年はバトンに負けたけどブラウンGPでランキング3位だから流石に引退はなかったか。
で、バリチェロの頼りはフランク・ウィリアムズだけって、流石にそんなことはなくてバリチェロを慕っているスタッフだっていると思うけど、心証が悪いことは事実。結果を残すのが一番だけど、積極的に自分がチームを引っ張っていかないとダメだろうね。もー、こんな状況なんだから、自分のマシンでいろんなパーツを試すのだって仕方ないよねぇ。