週末はもてぎでFCJ最終ラウンド

 今週末はツインリンクもてぎで今期最後のFCJラウンドが行われます。9月の鈴鹿で行われるはずだった第8戦を加えて(台風の影響で全セッション開催されなかった)4戦で戦われます。土曜日の朝一に予選、午前午後で1戦、日曜日は朝一とお昼に1戦ずつと超ハードスケジュールです。

 1戦で12ポイント獲得できる、つまりこの最終ラウンドだけで48ポイントが獲得できるって事だよね。ちょっと、正式なところはわからないけど予選は1回だけなのかな? だとしたら、最速ラップ=次戦のポール、で最速ラップ=2ポイント獲得ってことになるのかな。まー、どちらにしても今期初開催となるもてぎでばっちり決めたドライバーがチャンピオンになるんだろうな。

 現在のランキングトップは50ポイントを獲得して今期2勝でコンスタントに速い11石井、2位は46ポイントで4平川、3位は40ポイントで9勝田と17平峰が並んでいて、5位に34ポイントで8元嶋。ここまでの5選手は優勝経験ありで、表彰台にもコンスタントに登っている。最高で48ポイント獲得できるとはいっても、この5選手のうち誰かがチャンピオンになると考えてよさそうですね。

 今年は震災の影響で最初で最後となるもてぎ。ランキングトップ、参戦3年目の石井は参戦初年度の最終ラウンドで2回表彰台に上ってるけど、もてぎは未勝利。平川は昨年は表彰台未経験、勝田、元嶋も同様。一方、平峰は昨年4戦で3位・2位・3位と3回の表彰台を獲得、ただ、平峰はRd.7から3戦連続でノーポイントとリズムを崩している。正直、誰が来るのか全くわからないもてぎラウンドになりそうです。

 ポイント的にリードがある石井ですが、大量ポイントのもてぎラウンドは勝ちに来ないと逃げ切れない気がします。前半好調で、シーズン中盤に沈んでしまった勝田が前戦の鈴鹿で3位+優勝。まー、マシンシャッフル1回目のマシン(Rd.5-Rd.7)がどうにも合わず、2回目のマシンがばっちりマッチングしているとしたらこれは驚異でしょうね。
 今季最大の3勝を挙げている平峰はRd.6から崩してしまった調子がまだ戻ってきてない模様。F1日本GPのサポートレースだったRd.10を8位、Rd.11を9位と全く持ってして精彩を欠く結果に。シャッフル2回目のマシンがどうにも合わないのだろうか。
 ランキング2位の平川、5位の元嶋はお互い1勝ずつながら前半で表彰台に上り続けた平川が圧倒的に優位だけど、前戦の鈴鹿ラウンドで共に5ポイント獲得に留まり、勢いが止まってしまっている。
 これらを総合的に考えると、ランキングトップの石井が本命、対抗は勝田、穴が平川・平峰、大穴を元嶋と予想。なんで、競馬的な予想なんじゃ。

 ちなみに、前戦鈴鹿を3位-2位でダブル表彰台で終えた2山田選手がそのまま好調に突っ込んでくると、一気に石井が有利になりそう。トップ5以外の選手が表彰台に絡んでくれば来るほど石井のアドバンテージが生きてくるでしょうね。


 で、元嶋ファンを公言している私ですがやはり現実を考えると元嶋のチャンピオン獲得は厳しいですね。鈴鹿に表彰台に上っていればよかったのですが、トップの石井との差をさらに離されていては話になりません。うーん、シャッフル2回目のマシンが合わないのかなぁ、、、。
 いや、でも、しかーし、ここもてぎで大量得点し16ポイント差をはねのけてチャンピオン獲得の可能性は十分あると考えています。ヤツならやってくれるはずです、ええ、やってくれるはずです!!

 昨年は今期全日本F3選手権Nクラスで3位になった中山雄一が12戦10勝と冗談みたいな結果に終わったFCJですが、今年は9戦で勝者が5人で最高3勝までともの凄く拮抗した選手権になっています。
 最終ラウンド直前に行われた2日間のもてぎでのテストでもトップから1秒以内に16台、0.5秒以内に10人がひしめき合っています。ちなみにトップはランキング7位の3近藤で1'54.057、2番手は9勝田で1'54.087、4平川は1'54.223で5番手、8元嶋は1'54.344で7番手、17平峰は1'54.483で9番手、ランキングトップの11石井は1'54.640で11番手。もう、全然わかんねーよ、予想なんてできねー!(投げた)

 というわけで、FCJの最終ラウンドは見所満載。まずは、土曜日の8時から行われる予選がどんな結果になるのか、ああ、ねむい、間に合うかなぁ、とか。

 え? フォーミュラニッポン? ロッテラーでけってーけって-(酷すぎる)。