可夢偉、ドイツGP以来の入賞!

アブダビGPはハミルトン(マクラーレン)優勝 小林10位 [FMotorsports F1]

今年3回目を迎えたアブダビGPは、初めてマクラーレンのルイス・ハミルトンが優勝。
自身通算17回目、今シーズン中国、ドイツに続く3度目の勝利となった。
このところの逆風を、やっと振り払った形だ。

 可夢偉が久々の入賞! や-、序盤ミディアムでスタートして数周でガクンとタイムが落ちたときは、やっちまったかーと思ったけど想定内(か?)。最後尾からガンガン抜きまくって10位入賞です、やー、可夢偉がガンガン抜く姿は本当に気分いいぜ。

 ディレスタが1ストップ作戦だったので、終盤タイヤがたれてきて可夢偉がキャッチできるかと思ったけどもう数周届かなかった。うーん、フォース・インディアは2台をキッチリ戦略を分けてきてどちらも入賞。ザウバーでは歯が立たないな、、、。

 で、今期3勝目のハミルトン。フェッテルがオープニングラップですっ飛んで行ってしまってからは、アロンソとの1vs1の対決を制しての勝利。アロンソが勝てる唯一のチャンスは2回目のピットストップだけど、ピットインの時にHRTのマシンに前をふさがれてしまったのと、ピットストップ自体でのロスもあり万事休す。あそこで前に出たら、もの凄い死闘が観れたんだろうけどね。アロンソは今回も120%力を出し切り、ハミルトンは最高のドライビングをしての勝利。うん、これでハミルトンはかつてのリズムを取り戻してくれたんじゃないかな。

 いよいよ次は最終戦ブラジル。次はマッサに行ってもらいたい。アブダビでは自身のスピンでウェバーに先行されちゃったけど、母国ブラジルでは今年一年の鬱憤を晴らしてもらいたいな。セナ、バリチェロにとっても母国GP。入賞を目指して頑張ってもらいたいですな。って、可夢偉にも頑張ってもらってなんとかトロロッソを押さえきってコンストラクターズ選手権7位でシーズン終了を迎えてもらいたいぜ。

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2011 アブダビGP 決勝
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<16時50分>
決勝フォーメーションラップ開始10分前、ダミーグリッドに夕日が差し込んでいる。気温は26℃、31℃、湿度は41%、風は昨日同様3m/s前後で、7コーナーから1コーナー方面に吹いている。

<17時00分>
グリーンシグナルが点灯し、1フェッテル/レッドブルを先頭にフォーメーションラップに向かった。

<17時02分>
スタートは1フェッテル/レッドブルが決めトップで1コーナーを通過した、が直後にスピン、マシンを破損してしまい順位を大きく落としてしまった。

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<17時05分>
3ハミルトン/マクラーレンが先頭でオープニングラップを終えた、2番手は4バトン/マクラーレンをオーバーテイクした5アロンソ/フェラーリがつけている。

<17時06分>
右リアタイヤを失った1フェッテル/レッドブルがピットに戻ってきた。しかし、右リアのダメージは大きくレース復帰は難しそうだ。

<17時07分>
3周目に入り、DRSの使用が許可された。

17ペレス/ザウバーがピットイン、フロントウィングを交換しコースに戻った。

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<17時08分>
16小林可夢偉/ザウバーは11番手までポジションアップ、前を走る18ブエミ/トロロッソとは1.6秒差。

<17時09分>
4番手のウェバーがセクター1をベストで通過、前を走る4バトン/マクラーレンの1秒以内につけている。

<17時10分>
1フェッテル/レッドブルはマシンを降りてしまった。

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<17時11分>
2番手を走行している5アロンソ/フェラーリが1分46秒台でファーステストを記録した。

<17時12分>
トップを走る3ハミルトン/マクラーレンが1分46秒台中盤のタイムでファーステストを記録、2番手の5アロンソ/フェラーリには2.7秒の差を付けている。

<17時13分>
16小林可夢偉/ザウバーが早くもピットイン。

<17時14分>
16小林可夢偉/ザウバーは23番手まで順位を落とした、前を走るのはチームメイトの17ペレス/ザウバー。

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<17時15分>
5アロンソ/フェラーリが1分46秒台前半でファーステストをマークした。

<17時16分>
7周目、4バトン/マクラーレンがファーステストを記録。前を走る5アロンソ/フェラーリとは3秒差だ。

<17時17分>
3ハミルトン/マクラーレンがファーステストをマークするが、5アロンソ/フェラーリがそれを上回る。両者の差は2.4秒差となっている。

<17時19分>
3ハミルトン/マクラーレンが1分45秒台に入れ、ファーステストを更新した。

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<17時20分>
16小林可夢偉/ザウバーが25ダンブロシオ/ヴァージンをパス、ポジションを一つあげるが前方には多くのマシンがひしめき合っている。

<17時22分>
16小林可夢偉/ザウバーがHRTの2台をまとめてオーバーテイク、20番手までポジションをアップした。

<17時24分>
トップの3ハミルトン/マクラーレンは13周目に入る、2番手の5アロンソ/フェラーリとは2.6秒差。5アロンソ/フェラーリがファーステストを更新した。

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<17時26分>
3番手を走る4バトン/マクラーレンのペースが上がらない、2番手の5アロンソ/フェラーリとの差は6秒と開いた。

<17時27分>
16小林可夢偉/ザウバーが17ペレス/ザウバーをパス、19番手にポジションを上げた。前を走る24グロック/ヴァージンの1秒以内につけている。

<17時28分>
9番手争いが激しい、2箇所のDRSゾーンを駆使し15ディ・レスタ/Fインディアと18ブエミ/トロロッソがオーバーテイクを繰り返していたが、15ディ・レスタ/Fインディアのミスを見逃さず18ブエミ/トロロッソが9番手にポジションアップした。

<17時30分>
ペースの上がらない4バトン/マクラーレンに、2ウェバー/レッドブルが襲いかかる。11コーナーでインを奪った2ウェバー/レッドブルだが、返す刀で4バトン/マクラーレンが前に出る。3番手争いも激しくなってきそうだ。

6マッサ/フェラーリがピットイン、ソフトタイヤを装着してコースに戻った。

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<17時32分>
17周目、先頭を走る3ハミルトン/マクラーレンと2番手5アロンソ/フェラーリが同時ピットイン。ポジションは変わらず、コースに戻った。

<17時33分>
18周目、2ウェバー/レッドブルがピットイン。後方からマシンが接近しておりピットレーンに出るのが遅れ、6マッサ/フェラーリの後ろ5番手にポジションを下げてしまった。

<17時35分>
18周目に3ハミルトン/マクラーレンは1分44秒台でファーステストを更新した。

<17時36分>
16小林可夢偉/ザウバーは15番手までポジションアップ、前を走る9セナ/ルノーの1秒以内につけている。

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<17時37分>
18ブエミ/トロロッソのマシンがスローダウン、マシントラブルか。

<17時38分>
10ペトロフ/ルノーと11バリチェロ/ウィリアムズがピットインし、16小林可夢偉/ザウバーは11番手までポジションを回復、前を走る12マルドナド/ウィリアムズに急接近している。

<17時40分>
20周目終了時点の順位は以下の通り。

1. 3ハミルトン/マクラーレン
2. 5アロンソ/フェラーリ
3. 4バトン/マクラーレン
4. 6マッサ/フェラーリ
5. 2ウェバー/レッドブル
6. 8ロズベルグ/メルセデス
7. 14スーティル/Fインディア
8. 7シューマッハ/メルセデス
9. 15ディ・レスタ/Fインディア
10. 12マルドナド/ウィリアムズ
11. 16小林可夢偉/ザウバー
12. 10ペトロフ/ルノー
13. 17ペレス/ザウバー
14. 9セナ/ルノー
15. 20コバライネン/ロータス
16. 11バリチェロ/ウィリアムズ
17. 24グロック/ヴァージン
18. 19アルゲルスアリ/トロロッソ
19. 23リウッツィ/HRT
20. 21トゥルーリ/ロータス
21. 22リカルド/HRT
22. 25ダンブロシオ/ヴァージン

18ブエミ/トロロッソと1フェッテル/レッドブルの2台はすでにレースを終えている。

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<17時42分>
16小林可夢偉/ザウバーが12マルドナド/ウィリアムズをパス、10番手にポジションアップした。前を走る15ディ・レスタ/Fインディアとは17秒差と大きな差となっているが、15ディ・レスタ/Fインディアはまだピットインしていない。

<17時44分>
トップを走る3ハミルトン/マクラーレンは23周目に突入、2番手の5アロンソ/フェラーリとは3秒の差となっている。3番手の4バトン/マクラーレンは5アロンソ/フェラーリに大きく遅れ14秒差。

<17時46分>
9番手を走る15ディ・レスタ/Fインディアと11番手を走行している12マルドナド/ウィリアムズはまたピットストップを行っておらず、1ストップ作戦をとるようだ。

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<17時48分>
26周目、16小林可夢偉/ザウバーが1分46秒台で自己ベストを更新した。前を走る15ディ・レスタ/Fインディアとは10秒差。

<17時50分>
7番手を走行している14スーティル/Fインディアのペースが速い、トップ集団と遜色のタイムで周回している。

<17時51分>
12マルドナド/ウィリアムズがピットロード出口のトンネルであわや接触、ギリギリでマシンをコントロールしコースへと向かった。

<17時52分>
2番手の5アロンソ/フェラーリが1分44秒台でファーステストを更新した、前を走る3ハミルトン/マクラーレンとは3秒差だ。

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<17時53分>
28周目、6マッサ/フェラーリが4バトン/マクラーレンとの差を1秒とした、DRSを使いオーバーテイクできるか。

9番手を走行していた15ディ・レスタ/Fインディアがピットイン。16小林可夢偉/ザウバーが一つポジションを上げ9番手。

<17時54分>
4番手の6マッサ/フェラーリの背後に2ウェバー/レッドブルが迫ってきた。こちらはすでに1秒以内に入っており、DRSでオーバーテイクを試みる。

<17時55分>
29周目、トップを走る3ハミルトン/マクラーレンがファーステストを更新、2番手の5アロンソ/フェラーリとの差を4.6秒とした。

<17時56分>
30周目、DRSを使った2ウェバー/レッドブルが8コーナーで6マッサ/フェラーリをアウトからパスするが、6マッサ/フェラーリもDRSで対抗し2ウェバー/レッドブルの前に出る。2箇所のDRSでめまぐるしいオーバーテイクが続いている。

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<17時58分>
31周目、トップの3ハミルトン/マクラーレンがファーステストを更新、1分44秒台前半のタイムで2番手5アロンソ/フェラーリとの差を5秒としてきた。

<18時00分>
16小林可夢偉/ザウバーはポイント圏内の9番手を走行中、前を走る7シューマッハ/メルセデスとは35秒の差がある。後ろを走る10ペトロフ/ルノーとは10秒差。

<18時02分>
33周目に、5アロンソ/フェラーリがファーステストを更新、3ハミルトン/マクラーレンとの差は僅かに縮まったが依然5秒の差がある。

<18時03分>
16小林可夢偉/ザウバーが2回目のピットインに向かった。

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<18時04分>
16小林可夢偉/ザウバーはチームメイトの17ペレス/ザウバーの後ろ13番手でコースに復帰した。

<18時06分>
5番手を走る2ウェバー/レッドブルがピットイン、ソフトタイヤを装着してコースに戻った。2ウェバー/レッドブルはソフトタイヤのみで繋いできており、もう一度ピットストップを行う必要がある。

<18時07分>
37周目、3番手を走行している4バトン/マクラーレンがピットイン、ミディアムタイヤを装着してコースに戻った。

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<18時08分>
2番手の5アロンソ/フェラーリがセクター1をベストで通過、トップを走る3ハミルトン/マクラーレンよりも速いペースだ。

<18時09分>
7シューマッハ/メルセデスのマシンのから、何かが落ちた、オンボードカメラか。

<18時11分>
38周目、6番手を走行中の2ウェバー/レッドブルが1分43秒台でファーステストを記録した。

<18時12分>
16小林可夢偉/ザウバーは現在12番手、チームメイトの17ペレス/ザウバーは10番手を走行している。

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<18時13分>
11番手の10ペトロフ/ルノーがピットインし、16小林可夢偉/ザウバーが11番手にポジションアップ、9番手の17ペレス/ザウバーとは3秒差となっている。

<18時14分>
41周目、トップを走行していた3ハミルトン/マクラーレンがピットイン、ミディアムタイヤを装着しコースに戻った。

同じ周に、3番手の6マッサ/フェラーリもピットイン、ピットロード出口でロータスに捕まり若干タイムロスしてしまった。

<18時15分>
トップに立った5アロンソ/フェラーリはセクター3をベストで通過し、自己ベストを更新した。3ハミルトン/マクラーレンとの差は20秒。

<18時16分>
3ハミルトン/マクラーレンが周回遅れの11バリチェロ/ウィリアムズに捕まってしまい、タイムロス。

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<18時18分>
42周目に2ウェバー/レッドブルが4バトン/マクラーレンをオーバーテイクし4番手にポジションを上げた。

<18時20分>
43周目、5アロンソ/フェラーリがピットイン、ミディアムタイヤを装着してコースに戻るが3ハミルトン/マクラーレンに前に出られてしまった。周回遅れのマシンを後ろでピットに向かったため、タイムロスをしてしまった。

<18時21分>
44周目終了時点の順位は以下の通り。

1. 3ハミルトン/マクラーレン
2. 5アロンソ/フェラーリ
3. 8ロズベルグ/メルセデス
4. 2ウェバー/レッドブル
5. 4バトン/マクラーレン
6. 6マッサ/フェラーリ
7. 7シューマッハ/メルセデス
8. 14スーティル/Fインディア
9. 15ディ・レスタ/Fインディア
10. 17ペレス/ザウバー
11. 16小林可夢偉/ザウバー
12. 11バリチェロ/ウィリアムズ
13. 10ペトロフ/ルノー
14. 12マルドナド/ウィリアムズ
15. 9セナ/ルノー
16. 19アルゲルスアリ/トロロッソ
17. 20コバライネン/ロータス
18. 21トゥルーリ/ロータス
19. 24グロック/ヴァージン
20. 22リカルド/HRT
21. 23リウッツィ/HRT

18ブエミ/トロロッソ、25ダンブロシオ/ヴァージン、1フェッテル/レッドブルはレースを終えている。

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<18時24分>
トップの3ハミルトン/マクラーレンと2番手の5アロンソ/フェラーリの差は5.3秒。残り周回数は9周となっている。

<18時25分>
16小林可夢偉/ザウバーは現在11番手、10番手のペレスの1秒以内に迫ってきた。

<18時26分>
46周目、3番手の2ウェバー/レッドブルが1分43秒台前半のタイムでファーステストを記録した。

16小林可夢偉/ザウバーが17ペレス/ザウバーの背後に迫り、DRSを使い11コーナーで17ペレス/ザウバーをパスしポイント圏内の10番手にポジションを上げた。

<18時27分>
16小林可夢偉/ザウバーはセクター2を全体ベストで通過、自己ベストタイムで10秒前方の9位の15ディ・レスタ/Fインディアを追う。

<18時28分>
47周目、2ウェバー/レッドブルが1分42秒台に入れるファーステストを更新。

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<18時29分>
5番手を走行していた8ロズベルグ/メルセデスがピットイン、ミディアムタイヤを装着してコースに戻った。

<18時30分>
8番手を走行している14スーティル/Fインディアが、前を走る7シューマッハ/メルセデスの2秒以内に近づいてきた。

6マッサ/フェラーリがスピン、タイムをロスしてしまった。

<18時31分>
3番手を走行している2ウェバー/レッドブルがファーステストをさらに更新。もう一度ピットストップを行う必要があるが6マッサ/フェラーリのスピンもあり4位が見えてきた。

<18時32分>
トップの3ハミルトン/マクラーレンが51周目に入る、残り周回数は5周。2番手の5アロンソ/フェラーリとの差は6秒となっている。

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<18時33分>
16小林可夢偉/ザウバーは1分43秒台で前を走る15ディ・レスタ/Fインディアを追うが残り4周でその差は7.5秒。

<18時34分>
51周目、2ウェバー/レッドブルがさらにファーステストを更新した。

<18時35分>
21番手を走行していた22リカルド/HRTのマシンがストップ、残り3周というところでマシンを降りてしまった。

<18時36分>
7位の7シューマッハ/メルセデスの1.4秒後方に14スーティル/Fインディアが迫ってきた。もう少しで、DRSを使える所に入る。

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<18時38分>
ペースの上がらない5番手の6マッサ/フェラーリに、8ロズベルグ/メルセデスが迫ってきている。2.8秒差まで迫っているが残り周回数は2周で届かないか。

<18時39分>
3ハミルトン/マクラーレンがトップでファイナルラップに入った。

3番手の2ウェバー/レッドブルがピットイン、4番手でコースに復帰、ファイナルラップのみをミディアムタイヤで走行する。

<18時40分>
14スーティル/Fインディアは7シューマッハ/メルセデスの1.4秒後方でファイナルラップに入った。

<18時41分>
3ハミルトン/マクラーレンがトップでチェッカード・フラッグを受け、今期3勝目を飾った。

16小林可夢偉/ザウバーは10位でフィニッシュ、ドイツGP以来のポイントを獲得した。