ルノーエンジン強さの秘訣は燃費の良さ

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ルノー・スポール首脳、燃費の優位性を強調 [FMotorsports F1]

2010-2011年と2年連続コンストラクターズ・チャンピオンに輝いているルノー・エンジンだが、これについて同パワー・ユニット供給元であるルノー・スポールのジャン・フランソワ・コーベ/マネージング・ディレクターは、同エンジンの優位性が省燃費にあることを強調した。

 ルノーエンジンって2年連続チャンピオンを獲得したエンジンなんだよな。何となく、ルノーチームのここ近年の微妙な成績のせいで、ルノーって響きに強さを感じさせられないんだけど、ここ10年で見てみるとフェラーリエンジンと並んで4度のチャンピオンを獲得しているエンジンなんだよね。ちなみに、残りの2つはメルセデスエンジン。

 ルノーエンジンの優位性と言うよりは、レッドブルのマシンの凄さばかりに目が行っていたのですが、ルノーエンジンの優位性として燃費の良さがあるとのこと。給油がなくなったから、大きな要素になったのかもしれないけど、スタート時点で15リッター少ないってコトはだいたい11.25kgも軽い状態でスタートできるってことか。これはF1マシンにとっては大きなアドバンテージになるだろうね。でもって、そんな燃費の良さもひっくるめて奴らはマシンを作っているんだろうなぁ、うんうん。

 今年ルノーエンジンを搭載するチームは、チャンピオンチームであるレッドブルにロータス、ウィリアムズ、ケータハムの4チーム。レッドブルはもちろん強さを維持するだろうし、ロータスもチャンピオンライコネンを擁しトップチームの仲間入りを狙っている。そして、1990年代に4人のチャンピオンを生み出したウィリアムズチームもルノーエンジンを搭載。ケータハムは中堅チームへの仲間入りが至上命題だろうね。
 2012年のF1、ルノーエンジン搭載チームがどこまでチャンピオンシップをリードするのか、注目したいと思います。

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