後を引く、ベッテル&カーティケヤンのアクシデント [FMotorsports F1]
マレーシアGP決勝レース中、周回遅れのカーティケヤン(HRT)と接触してダメージを負い、結果的にポイント獲得を逃がしたレッドブル・レーシングのベッテルが中指を立てて非難する様子が国際映像で流れて物議を醸したが、この件は依然として後を引いているようだ。
カーティケヤンとの接触については個人的にはレーシングアクシデントと考えていいんじゃないかと。ただ、20秒のペナルティが加算されているから、あくまで非はカーティケヤンにあったということだけどね。
でも、アレは避けられたよな、フェッテルがもうちょっと慎重に、というか余裕を持ってパスしておけばいいだけの話しなんだよな。確かにブルーフラッグが出てる側のドライバーだから、そっちも慎重に避ける必要はあるんだけどね。
で、二人のどっちが良い・悪いという話がしたいのではなく、フェッテルの現状の話し。今年、最速ではないマシンを駆ることになったフェッテル。これまで、優勝が当然、悪くても表彰台みたいな争いができていただけに、2年連続チャンピオンからしてみれば耐えられない現状なんだろうな。
でも、そんな2012年だからこそ、フェッテルの真価が問われる年になるだろうね。常々いろいろな人が、フェッテルが最速のマシンを持たなかったときこと、フェッテルというドライバーを評価するときだと言われていただけにね。
まだ、シーズンは開幕したばかりだし、マレーシアは大荒れのレース。2年連続チャンピオンとは言え、24歳の若者だからねぇ。行動、言動については、まー、フェッテルも人間だし、特にどうとは言はないけど、今シーズンをこの後どうやってシーズンを組み立てていくかその辺りが今後のキャリアでとても重要になるんじゃないかな。
昨年のハミルトンのようになってしまうか、それとも、冷静に今できるベストを尽くすか。今年のフェッテルの走りを見守りたいと思います。