FORMULA 1 ENI MAGYAR NAGYDÍJ 2012 PRACTICE 1

 ドイツGPから1週間のインターバル、第11戦ハンガリーGPが開幕、フリー走行1回目が行われた。天気は晴れ、気温は25℃、路面温度33℃。風は1m/s前後で弱い。タイヤはドイツGPと同じく、ソフトタイヤとミディアムタイヤの組み合わせとなっている。フォース・インディアはニコ・フルケンベルグに代わりジュール・ビアンキが、ウィリアムズはブルーノ・セナに代わりバルテリ・ボタス、HRTはナレイン・カーティケヤンに代わりダニ・クロスがこのセッションを担当する。

 フリー走行1回目は各チーム、新たに投入されたパーツの評価を行うシーンがみられるが、ここでも各チーム様々なテストが行われている。マッサ(フェラーリ)はフロントウィングをテスト。ペレス(ザウバー)は左側のサイドポンツーンの前の部分に気流を計測する装置を装着しての走行、ドイツGPでは可夢偉(ザウバー)の左リアタイヤの後方につけられていたものと同様だ。

 最初にタイム計測を行ったのはコバライネン(ケータハム)で1分29秒台、翌周には1分28秒、さらに1分26秒台と順調にタイムを更新。それをライコネン(ロータス)が1分25秒台で上回る。その後、バトン(マクラーレン)、ハミルトン(マクラーレン)とトップタイムを塗り替え、1分23秒台中盤までタイムを更新。昨年のフリー走行1でハミルトン(マクラーレン)が記録したトップタイム1分23秒350に迫ってきた。
 
 セッション開始から40分が経過、ハミルトン(マクラーレン)が1分22秒台のタイムを記録、昨年のフリー走行1で記録したトップタイムを上回る。バトン(マクラーレン)がセクター1を全体ベスト、セクター3を自己ベストでコントロールラインを通過、トップのハミルトンに0.1秒まで迫った。その後、アロンソ(フェラーリ)が3番手タイムを記録するが、マクラーレンの2人を上回ることは出来ず、セッションが終了した。

 可夢偉(ザウバー)はトップから1.5秒差で12番手、チームメイトのペレス(ザウバー)は10番手のタイムを記録している。

ハンガリーGPフリー走行1回目、マクラーレン勢が1-2! [FMotorsports F1]
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