SMW2013 【オープン・ガバメント2.0宣言】

【オープン・ガバメント2.0宣言】
2013.2.19 10:30-11:20
川邊 健太郎
副社長 最高執行責任者
ヤフー株式会社
鈴木 寛
参議院議員、元文部科学副大臣

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※私的に取ったメモですので、内容については一切保証しません

※15分遅れで入った
川邊
・Yahooみんなの政治
・議案評価:なかなか難しくて集まらない
・議員評価:批判的な意見ばかりが集まってしまう
・質を高めるためにはどうしたらよいのか
・みんなの政治投票:テーマを出して選択肢を選んでもらい、その下にコメントを入れられるようにしたら、テーマに沿った議論がなされるようになった
・インターネット選挙運動解禁、候補者の選挙運動がネット上で可能に。ただし、現時点では第三者がそれを行うことはできるかどうか微妙な状況。このままでは問題があるので、第三者でも書き込みができるように声を上げるべきだ

鈴木
・第三者という呼び名がおかしい、一般有権者が主役のはずだ。建設的な議論を行っている最中だ
・マスメディアはステレオタイプ、数字が取れるアジェンダ設定を行いがち。ソーシャルメディアは純粋に社会をよくするために議論を行うことができる。ソーシャルメディアがアジェンダセッティングの主導権を持てるかどうかがカギだ

川邊
・今はマスメディアで取り上げられたないように対してみんなで議論する流れ
・原発事故の際にマスメディアが取り上げる内容だけでは足りない人たちが多く、ブログなどのソーシャルメディアからの情報が注目された

鈴木
・現場からのデータもなかなか手に入らず、衛星電話で聞き取り手書き、それをExcelでまとめて公表していた
・あの時文科省のサーバにはトラフィックが集中し大変なことになった。ヤフーなどいろいろな民間の力を借りてなんとかなった

川邊
・行政が行うこと、サービス事業者、個人、役割分担がはっきりした。行政は一刻も早くデータを公開する、それを加工・公表するのはサービス事業者、そのデータを見て判断するのが個人、解説をする専門家も

鈴木
・今までは事前に決めたマニュアル道理に動くことしかしていなかった。しかし、マニュアルが全く役に立たないような事態を目の当たりに。
・学者の意見の信用性が失墜した。ただ、たくさんの専門家の意見を俯瞰してみると、まあこの辺りだろうという判断できるように

川邊
・ネットの最大の特徴は相互作用性、インタラクティブ。Wikipediaはその最たるもの。Fbの書き込みはそれ自体は個人の意見だけど、そこにつくコメントの積み重ねで真実が見えてくる
・ただ、全てがそうだというわけではないので、ネットメディアの特徴を理解してどのようなメディアなのか理解してもらいた、メディアリテラシーを高めてもらいたい

鈴木
・一次情報は信じられる、一次情報のRTも信用できる。しかし、マスメディアの情報のRTはバイアスがかかっている可能性があるので、簡単に信用してはいけない

川邊
・個人のメディアリテラシーを高める重要性
・東日本の人たちと、西日本の人たちではすでにリテラシーの差が出ているかもしれない
・原発事故という事態は滅多に起きるわけではないので、日頃からメディアリテラシーを高める仕組みが必要

鈴木
・現場は常に小さな事故や事件が起きている、そういうことをしっかりウォッチしていくことも重要

川邊
・ネットで様々な情報をウォッチしてもらいたい、ヤフーリアルタイム検索、みんなの政治、鈴木寛の活動もウォッチできる。
・孫さんがツイッターが好きなのは、本当に生の声が聞けることじゃないか

・オープンガバメントはどんどん推進してもらいたい
・全てのデータを公開すべき、そのデータはすべて国民の税金から作られている
・生の状態のデータをどんどん出してもらい