SMW2013 【ソーシャル時代のヴィジュアル・コミュニケーション革命】

【ソーシャル時代のヴィジュアル・コミュニケーション革命】
2013.2.21 11:30-
ソーシャルメディアがマーケティング・コミュニケーションの中で一層重要度を増している中で、顧客はどのような「ヴィジュアル」に惹かれ、マーケッターはどのようにその「ヴィジュアル・トレンド」を活用すればより強力なマーケティング・コミュニケーションを成立させることができるのでしょうか?
本セッションでは、デジタルメディアカンパニーであるゲッテイ イメージズが、そのグローバルな展開から捉えたソーシャル時代のヴィジュアル・トレンドを解き明かし、ゲストの井口尊仁氏と共に、ヴィジュアルを活用したマーケティング・コミュニケーションのベスト・プラクティスから最先端のヴィジュアル活用戦略を紐解きます。
<ゲッテイ イメージズ ジャパン株式会社>
http://welcome-to-gettyimages.jp/
<テレパシー株式会社>
http://tele-pathy.org
[Speakers]
島本 久美子
ゲッティ イメージズ ヴァイスプレジデント 兼 ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社 代表取締役
井口 尊仁
CEO
テレパシー株式会社

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※私的に取ったメモですので、内容については一切保証しません

島本:
・gettyimages、報道写真・動画の配信、オリンピックの会場の天井からのリモートコントロールカメラでの写真(柔道、試合終了後)
・広告に使える素材をクリエイターに:クリエイティブ写真、動画、音楽
・アメリカ ドラマ「Homeland」のオープニングで素材が使われている。TOYOTA PRIUSのPV、グローバル、著作権問題が無い素材を使いたいという要望。全く撮影を行わず、素材を組み合わせてPVを作る。CMでも使われている
・井口さんの紹介、セカイカメラの頓智ドット、tab、ウェラブルデバイスを作るテレパシーのCEO、写真家でもある

井口:
・この二人の組み合わせはクレージーなキュレーションでは
・ビジネスの話しではなく、写真家としてのプレゼンテーション
・写真家としての活動、2006年から。セカイカメラは2008年スタートと表向きに入っているけど、2007年12月スタート。カメラが大好き、ハッセルブラットが大好き。デジカメはイメージセンサーを使って映像を記録する。ハッセルブラットは全く電子的な要素がない、全て光学的に映像をとらえる、でかいフィルムを使っている
・海外で展示、教材として使われている。ゲッティーさんとのご縁も、写真家として。flickrで公開していた裏原の写真、フランスから使わせてくれとオーダーが、最初冗談かと思ったらホントだった
・コマーシャルフォトはコントロールされているもの、プロが作るものだった。でも、今は、好きな人間が撮りたいものが使われはじめている
・テキストを中心としたコミュニケーションはライティング、フォトグラフはヴィジュアル、ポートフォリオを作る。ストーリーをもって写真家のクリエイティビティを表す
・ソーシャルなフォトグラフもどんどんキュレーションされて、コマーシャルフォトに使われる時代

島本:日本人でflickr経由でソーシャル・ネットワークの映画で使われている、予告編などで、いかにもスナップ写真、老夫婦が姫路城
井口:あの映画凄く好きで何度も見ているんですよ。ああ、ありましねぇ、おぼえてますよ
※おい

島本:ソーシャル時代のヴィジュアルトレンド、携帯カメラは無視できない、未だない量の写真が撮影されている、トレンドにインパクトを与えている
井口:インスタグラムの登場がインパクトがあった
島本:ソーシャルネットワークを活用したコマーシャル写真での3つのビジュアルトレンド、『インスタント・ノスタルジア』 レトロ調いまの流行にマッチflickr経由で集めている、一般の方とプロの方の良さは異なる。『アンチヴァニティ』かざらない、虚を張らない、完璧ではない、リタッチしすぎない。ロレアルの広告リタッチしすぎ写真をおろすようなことに。『リアルモデル』モデルではなく一般の人の体型、リアルな感じ、若い人ばかりではなく年配の人の写真、検索されるぐらい人気である。まとまえると、より自然なヴィジュアルが求められている。5,6年前からのトレンド。トレンドは変わっている
島本:ヴィジュアル・コミュニケーション、量が増えている、スピードが重視されている。新サービス「connect」api.gettyimages.com、写真素材のAPI。NAVERまとめ、著作権的にはグレーのものを使っていたが、クリーンなものにすべくconnectを利用。報道写真もNAVERまとめで使えるようになっている、月間1万枚近く利用しており、インプレッションも3億まで伸びた。APIのテストアカウントもあるので利用してもらいたい
井口:NAVERとゲッティの提携は重要。キュレーションはこれからのトレンド、グレーのままキュレーションするのはリスクがあっただろうから
島本:BtoBビジネスをやっていたが、NAVERで利用されたことによって弊社へのトラフィックが増えた。コンバージョンが増えるにはまだ時間がかかるのかもしれない。ブランドを高めるには価値があった
島本:Vis-It! by Getty Images、テーマに沿った画像を検索してFbに投稿する、山のようにある写真埋もれている写真の中からよいものを見つけ出し手もらう
島本:株式会社コムニコ「Marketing Suite」Facebookの運用を強力にサポートする統合管理ツール、画像を使った方がFbで引きがよい、connect apiを使っている
井口:とても便利、グーグルイメージサーチで写真を探して貼り付けてる
島本:権利的に問題有りすぎですね
井口:flickrは検索がダメなんですよね、グーグルイメージサーチはF○○○ですね、あれ?
島本:権利問題がないものは広告をつけられない。ヤフーのUSはゲッティの写真が使われている。写真の著作権をクリアしている
井口:企業の広報担当者は大変です、そんな人たちにはうってつけのサービスですよね
島本:ソーシャルメディア時代にはスピードが重要、簡単に大量の写真が引っ張り出せるのは今の時代には有効
島本:成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか、ビジュアルの事例がいろいろ載っているので参考にしてもらいたい