子どもがチャリンコに轢かれかけた

  • 投稿日:
  • by

連休最終日、子連れでTOKYO DESIGNERS WEEK2014に出かけた。久しぶりのTOKYO DESIGNERS WEEKは刺激的で、2人の子どもも見たこともないようなクリエイティブの数々に楽しんでもらえたようだ。

その帰り、交通規制がしかれたイチョウ並木を子どもと歩いていた。イチョウはまだ色づき始めたばかりだったけど、開放感があって本当に気持ちがよかった。が、そんな空気が一変するできことが目の前で起きた。


ほんの一瞬、たぶん時間にして3秒くらいだったと思うけど、子どもから目を離して再び子どもに目をやると、自転車が子どもに向かって突っ込んできていた。

「あぶないっっ!!」

たぶん、周囲にいた100人位が全員気づくような大きな叫び声を上げた。自転車は子どもにぶつかるギリギリのところでストップ、でも乗っていた人が姿勢を崩して子どもとぶつかってしまった。子どもはその拍子に転び、これまた周囲300人位に聞こえるような泣き声が響き渡った。

幸い、子どもは擦り傷すら無いくらいで頭とかをぶったわけではなかったので一安心。ぶつかりそうになった自転車の方は、本当に心配してくれて心から謝ってくれた。子供の動きってのは、親ですら、いや本人ですらよくわかってない。とにかく、興味があるところに向かってしまうので予測は困難だ。さらに、今回は上の子の影から突然自分の方に向かってきたので、自転車の方が気づいた時には手遅れだったんだろうと自分も自転車で通勤しているので理解できた。あ、ぎりぎり轢かれなかったから手遅れじゃなかったんだけどね。

その後、子供は怪我はなかったけど、精神的なダメージがあったみたいでとにかく抱っこのまま降りようとしない。そして、上の子もショックが大きかったみたいで、しょんぼりしてた。まー、それもイチョウ並木のベンチに座っておやつ食べてたら15分位で大丈夫になったけどね。

イチョウ並木のところは休日は交通規制がしかれていて自動車は入ることはできない。でも、自転車はもちろん入ってくることができる。自分以外にも親子が歩いてて、今回はたまたま自分の身に降りかかった災いだったけど、誰でもこうなる可能性がある。もちろん、自転車に乗る方に細心の注意持ってもらいたい気持ちはあるけど、今回みたいなのは予測不可能だし、それじゃ自分の子供は守れないってことを改めて実感してしまった。自分も自転車に乗るけど、自分自身も注意深く乗っているとは言い難いし自分に対する戒めにもなった。

自転車って便利だし、エコだし、自分も大好きだからどんどん普及して道路の整備も進んでもらいたい。でも、やっぱり人と人がぶつかるのとはわけが違って、軽車両に分類されるわけで相手に大きなダメージを与える可能性も十分ある。乗り手として、責任を十分背負うべきだし公道ではとにかく安全運転を心がけないといけない。最近よく見かけるのは、スマホいじりながら自転車、、、歩きスマホだけでも十分ヤバイけど、自転車スマホって本当に洒落になってない。取り返しつかないことになる前に、なんとかしてもらいたいけど難しいだろうなぁ。

そして、自転車サイドじゃなくて親として、子どもが予測不能なことはよくわかってる。わかってるつもりだけど、どうしても目離してしまう。でも、今回の件でよくわかった、絶対にダメなんだ、絶対に。こんなことで何かが起きたら、それこそ後悔とかそんな言葉じゃ表現できない事態になってしまう、、、。親としての責任と自覚をもって、子どもたちの成長を見守らなければならない。そんなことを改めて認識した出来事でした。

009.JPG