続々々・livedoor blog規約変更問題

 えっと、先週の金曜日に規約が変更されて5日経ちました。私も含めて数多くの方がblogで今回の規約変更に関する意見をエントリされました。そのかいあってか、livedoor社長の堀江さんが自身のblogでコメントされ、その直後公式の『livedoor Blog 開発日誌』でも補足されていますが、現時点でそのままであります。

 結局、堀江さんも公式の開発日誌でも『著作権はそのblogの作者に帰属』とコメントされていますが、規約に書かれている『利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。』とは明らかに矛盾しています。まずは、この点について規約の修正がなされることが重要だと思います。

 あと、この騒ぎになるまで全く気づかなかったのですが、「livedoorIDサービス」利用規約 第18条 (電子メールおよびアップロードされたウェブ・コンテンツ)こいつもそのままじゃ困りますよねぇ。

 次に、様々な方が今回の規約の変更は「著作権・著作者人格権の点に於いて実質無効」との発言がなされているのですが、それならなおさら規約を変えるべきでしょう。当然ですが無効な規約や意味が無いだけでなく、利用者にとって誤解の原因となりますので。あと、一部で「規約をちゃんと理解できれば大騒ぎすることはない」的な事を書かれてる方がいらっしゃいますが、大きなお世話です。勘違いするような事をしているlivedoorの問題でもありますから、わからないからエントリしてるんです声を上げてるんです、トラックバックをしているのです。サービス業じゃないのかなぁblogサービスの提供は。「イヤならやめればいい」というのもよく見ますが、あんたじゃなくってlivedoor社から言われたら出て行きますよ。livedoor blog pro分、返金してくれるのかなぁ。

 そして、最後ここが一番のポイントになると思いますが、このような一方的な規約の変更によって多くの利用者が混乱しているという事実、この点をライブドア社はものすごく軽く見ている姿勢が一番問題だと思います。既に、livedoor blogから移転してしまってる方もいらっしゃいます。無料で提供しているサービスなので損害云々を語ることはできないのですが(私は有償サービスですが)、この週末で利用者が受けたlivedoorに対するイメージは本当に悪くなったともいます。野球問題で旧体制等に立ち向かう姿を見てlivedoorのサービスを利用し始めた方にとっては、思いもしなかった事態だと思います。勘違いにしろなんにしろ、一度ついてしまったイメージを覆すのは容易ではないと思います。嵐が過ぎ去るのを待つというのが予想されているシナリオですが、今回はできれば腹を割って説明いただきたいというのが私の率直な感想です。ここで、信頼回復に努める姿勢を見せて残ってくれたユーザーはlivedoor社にとってかけがえの無い財産になるはずなのですが...。

 結局のところ、なんか中途半端な感じで終わりそうな予感です。残念と言えば残念です。と、書きつつとりあえず月末まではこのままこちらのblogを更新しつづけます。

参考になるblog
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補足説明から分かる規約第8条改正の真意と矛盾点!@情報発信系blog:alter_8800
皆様への提案@うたたねの記