人材確保に対するひとつの回答

 昨日、某人材広告(求人広告)の担当者が来て、いろいろ人材広告の話をしてみた。その中で、担当者に言われた一番のことは「やー、どう考えても敷居が高すぎますよ」とのこと。うーん、それは自分も百も承知なんだけど、結局人材広告を扱ってる会社に対する問いとして、彼らが扱っている以上のものを求めるのは土台無理な話だと痛感。彼らは広告マンなんだから、そちらの戦術しか持ち合わせておらんです。「今の人材確保方法は、会社と求職者の騙し合いなんだ」とか、無茶なことを言ってもねぇ、話す相手が違うってなぁ。

 会社員時代、担当者がいなかったからというだけで、22歳の時から人事面接をしつづけてきて、そこから8年、会社を作って4年目に入って初めて人事に対するひとつの回答が出ました。すごく単純な回答で、お金で解決できる人事もあるということ。結局のところ会社経営は手元の資金を使って、どこまで利益をあげることができるということに尽きるわけで(もちろんそれ以外の楽しみや結果があることは知っていますし、そのために働いているわけですが)、とりあえずすべてお金に換算して考えようということでしょうか。で、金が無いんで単純に悩んでいるのだと。まー、金を作るためには人材が必要なわけなんですが、そこで無理して人を入れても混乱するだけです(した)。

 というわけで、とりあえず儲けましょう、そうしましょう。無理して広告予算をつけても、ホントに金がかかるのはその先ですからねぇ。というわけで、本日も見積もりを書くです、デザイン部隊が逃げ出すような案件を取ってやる(ひでぇ)。

 あ、とか書いておきながら金をかけない求人は続けるぜ、模索するぜ。新時代の人材確保手段を相変わらず模索中です、いや、模索は終わったんだけど自分で開発しちゃうかどうかで悩んでいたり。なんか、求人サイトをただ作るだけじゃ楽しくなさそうだし。うちぐらいの会社って、みんなどのくらい求人にお金かけてるんだろ?