佐藤琢磨という才能を、日本が失う前に言いたいこと

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 やー、やってくれちゃったよー、ホンダさまー。
 もし、このまま琢磨が来年F1にエントリーできなかったら、あなた方は真の理由もなく悪役に回ることでしょう、ご愁傷様です。

 っていうかー、そんなん当たり前やんけ!
 結果として、トヨタが琢磨を囲った日には面白いことがおきるんだろうなぁ。マーケティング的に見てもこんな事例はないから、ぜひともミッドランドに琢磨をねじ込んでくださいませ>トヨタ幹部。

 はー、ホンダは本当に難しい立場に立っちゃったよなぁ。琢磨の性格を考えればホンダを責めることはないんだろうけど、両者ともに立ち位置が難しいことは事実だろうね。最良の展開はこれなんだけど、それはそれでビジネス的にも難しい展開であることも承知しておりますぞ。

 あー、でも、わるいけど言わせて。
 今回は、ホンダさんよ、俺ら日本人のファンを文句なしに説得できる動きをしてくれよ! 30億円くらいでいいでしょーが! そのくらい、ぽーんと出そうぜ!

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 本田宗一郎氏を師と仰ぐ私としては不覚ですが、彼が日本人ドライバーによるF1チャンピオン獲得を最優先で目指していたかどうかと問われれば、正直回答できない自分があったりします。彼が、現時代の状況を予測したか知りませんが、もし、本田宗一郎氏が生きていたらどのような判断を下すのか、興味津々ですな。その、本田宗一郎氏から最後の薫陶を受けた福井社長の判断に、注目せざるを得ないでしょう。そう、これは既に日本人ドライバー云々の話にとどまらず、ホンダのマーケティング戦略に関わる重要な判断になるわけですからね。

 さー、見させてもらいますよ、本田技研工業の判断を。

PS.私は現在VW社丸い自動車を所有しておりますが、次の自動車はHONDAの自動車(本心からNSXでした)を所有する予定でした。予定から未定、になったわけですが、それを決定にしてくれるような判断を望みます。ほら、こんなことだって当然マーケティングの欠片になる訳ですよ。