パネラー:安田氏(カカクコム)、天川谷氏(日本航空)、羽野氏(ブログウォッチャー)、西郷氏(ミサワホーム)
司会:関口氏(日経新聞)
・安田氏
・カカクコムの説明、昨年10周年を迎えた、グルメレビューとかフォートラベルとか8つのWebサイトを運営、全体で月間5億6千万PV程
・天川谷氏
・JAL Webサイト、2億PV/month、400万UU/month、男性35~49歳が25%
・JAL Webサイトの役割、集客・販売、宣伝・広報、コミュニケーション、ブランディング
・ホテル一括検索、楽天トラベルとかのOEMを8社横断検索
※最近予約したばかりなので、ちょっとホット
・国際線、最も安い運賃を検索結果に表示
・インターネットがリアルの業務をサポート
・プリ/ポストフライトのサポート
・JALが考えるこれからの検索、目指すところは企業の人格を感じさせるWebサイト、その為の手段として検索という技術を取り入れていく
・CGMと検索技術を生かした情報活用事例、羽野氏
・リクルート、電通、東京工業大学
・AISAS、のAIとSASの間に隔たりがある
・きっかけを与えることが出来るコンテンツが重要
・著者推定、体験談を抽出、評判情報のみの要約
・SHOOTI
・検索技術の活用方法はキーワード検索のみではない
・眠っている大量の情報リソースを活用
・西郷氏
・家を考え始めた人、商談中の人、建てた人
・顧客接点、理解を促進、接点を継続
・イメージ・サーチラボ、家に関するイメージのサンプル、好き度合いで複数の画像を好感度でマッピングすると、いい感じの家を表示してみたり
・ミサワ・デザイナーズオフィス、最も近いイメージを選択する、イメージに近い順でソート
・結果的に、既存商品サイト利用者の記名率が2倍に、一戸建て閲覧者の約2割が利用するコンテンツに
・はっきりとしていない指標(感性的なモノ)による検索を求めている
・グラフィックコミュニケーションをテーマに画像DBがあった、ユーザーは何も新商品画像だけを見たいわけではない
・イメージ検索の指標
・Q.ビジネスモデルで苦労した点
・安田氏、業界の壁、30万件から2000万件に商品点数が増えたことでの技術的なアプローチ
・天川谷氏、ビジネスモデルの転換、航空会社と旅行会社(代理店)の関係、JTBのホテルをWebで売る
・羽野氏、感性分析によってポジティブ・ネガティブがはっきりしてしまう、企業毎にそれをどのように理解してもらうか
・西郷氏、作り込みの点と社内的な点、まともに検索させると0件結果が多くなってしまうのでチューニング・閾値の設定が困難、新商品は検索結果の上位へという社内的な圧力
・Q.効果の程は?
・天川谷氏、店頭パンフレット・新聞広告の費用対効果に対する疑問、ネットでははっきりと出る
・羽野氏、コスト削減、プロvs素人
・Q.今後の課題、方向性
・羽野氏、CGMを使っているのでプライバシーの問題
・安田氏、家電中心から色々な商品に広げる手法について
・天川谷氏、お持てなしの心を持ったWebサイトをどのように創ってゆくか