20秒加算のペナルティが、スーティルとヒュルケンバーグに

 レースが終わってから、フォースインディアのスーティルと、ウィリアムズのヒュルケンバーグに、コースのショートカットによるレース結果に20秒加算のペナルティが下されました。可夢偉があの間走り続けたらポイントが獲得できた結果に変わっていたのかもしれませんね、、、。

スーティル(フォース・インディア)に20秒加算のペナルティ [FMotorsports F1]

シンガポールGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、26日(日)行われた決勝レース中、フォース・インディア・チームのエイドリアン・スーティルがショートカットをしたとしてレース結果に20秒加算するペナルティを科したことを明らかにした。
ヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)にも20秒加算のペナルティ [FMotorsports F1]

シンガポールGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、26日(日)行われた決勝レース中、ウィリアムズ・チームのニコ・ヒュルケンバーグもショートカットをしたとしてレース結果に20秒加算するペナルティを科したことを明らかにした。

 可夢偉がシューマッハを追い越した後、突然ウォールに突っ込んでしまったのは、ペースアップをして限界を超えてしまったのが原因。そこまでペースアップをしたのは、シューマッハにつかまってしまっていた間に、後続のスーティルとの差が削られてしまっていたから。

小林可夢偉 レース後会見全録--シンガポールGP [F1 STINGER]

確かに、可夢偉の話していることは分かるんだけど、レースをフィニッシュできなければノーポイント。例え11位以下になったとしても、レース後にこういう展開になる可能性だってあるのだから、絶対にレースはチェッカーを受けなければならない。

 ただ、可夢偉は若くてまだまだ経験も足らない。こういう攻め方を自分自身の判断で行い、そして結果をちゃんと咀嚼した上で反省できているのは価値がある。F1 STINGERのインタビューは本当に可夢偉に細かいところまで突っ込んでいるので一読の価値があります。

 というわけで、気分を切り替えよう。次は可夢偉の母国、鈴鹿。FTRS出身で、2003年FTに1年フル参戦と言うことは、鈴鹿自体に慣れているわけではないけど昨年トヨタのマシンを走らせていることもあり(フリー走行のみ)、やはりファンとしては期待したい。鈴鹿で一つでも上の順位を目指してもらいたい。