ザウバーはハードワークを強いられる結果に

クラッシュの小林可夢偉(ザウバー)、「マシンめちゃくちゃ」 [FMotorsports F1]

難コースのシンガポールGP決勝レースを中盤まで入賞圏内を走っていながらも結局クラッシュで終えたザウバー・チームの小林可夢偉は、次戦ホームグランプリとなる日本GPを前に「マシンはめちゃくちゃ」と、頭を抱えた。

 シンガポールでウォールにクラッシュしてレースを終えた可夢偉。クラッシュした後に、HRTのセナが可夢偉のマシンに突っ込んでしまい、マシンが酷い状況になってしまったとのこと。確かに、セーフティイーカーランが数周にわたり行われ、セナのマシンを撤去した時に見た可夢偉のマシンや周辺に散乱しているパーツを観る限り、簡単に修復できる状況ではないだろうな。

 ハイドフェルドもクラッシュしたとのことで、ザウバーは日本GPまでの2週間で大変な作業を強いられることになってしまった。ただ、F1チームというのは本当にすごいもので、どんなにマシンが目茶苦茶になっても、次のGPには元通りの綺麗なマシンが並んでいるんだよな。やー、日本GPは可夢偉の母国なんだよぉー、頼むよチームの皆様!!

 そして、可夢偉は自分のミスでやっちゃったんだから、日本GPはチームに恩返ししないとね。ザウバーのマシンは鈴鹿には微妙だと思うんだけど、今のチームと可夢偉の力があれば予選Q3に残り、ポイント獲得も十分可能なはず。鈴鹿に集結するF1ファンを惹き付ける走りに期待します。