そうそう、AMNのブロガーイベント『「ATOK 2011」で実現する「シゴタノ!」的ライフハック術!ATOK先行体験会』に参加してきました。会場は、ジャストシステムさんの西新宿にあるオフィス、、、の1階のイベントスペースでした。
集合場所がオフィスの受付でした。白かったです、まばゆかったです!!
ATOKはずーーっと使い続けている仮名漢字変換ソフトウェアで、GoogleIMEとかが出ても乗り換えてないんですよね。なんというか、うまく説明できないのですが単に変換効率がよいと言うこと以外にも、変換のくせ的な部分が好きなんですよね。なんか、よくわからないな、、、。あ、相性がいいんです、ええ、そうなんです!
まず、株式会社ジャストシステム コンシューマー事業部企画部の井内さんからジャストシステムの話しと、ATOKの基本的なお話しを解説。ジャストシステムというと徳島のイメージが強いのですが、開発部隊は徳島にいるそうだ。開発者は理系出身のイメージがありますが、多くは文系出身の方が多いとか。そして、ATOKはAdvanced Technology Of Kana-Kanji Trasfer の略だってさ、しらなかったーーー。
印象的だったのが、
『人それぞれ、入力するコトバは違うから、を開発目標に』
この言葉ですよ。ブロガーとしては、自分の文章が最大の特徴でもあり、ブログを現す重要なものでもあるわけです。まー、変な日本語が多くて読み手には迷惑なのかもしれませんが、、、。
あと、開発体制について、こんな図で紹介していました。
辞書開発と言語処理開発は明確に分かれているんですね。一応、言語処理学会に属している人間なので(ホントに属してるだけですが、、、)、ここはかなり興味があるところです。そして、面白いのが『ATOK監修委員会』で、言語学者・作家など専門家による監修する人たちがいて、辞書開発を監修しているそうだ。
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続いて、シゴタノの大橋さんによるライフハックをテーマした「文章をもっと速くラクに効率よく量産するための4つのポイント」。
文章、確かにもっと速く楽に書けるようになりたいですよね。なんでも、速く書けないには三つの理由があり、
・考えるのが遅い
・書くのが遅い
・推敲が遅い
とのこと、確かに、、、。それらの解決策として以下の対応が提案されました。
・速く考える→マインドマップ、マンダラート、等のツールを使おう
・速く書く→ATOK2011
・速く推敲する→チェックリスト(推敲のチェック項目を作っておく)
マインドマップかぁ、あれ、生理的に受け付けないんだよなぁ、、、だから考えるのが遅い、というか考えがまとまらないんだよね。思考が論理的じゃなくて、勢いだけなんだよなぁ。うーん、ここは重い腰を上げてみますかねぇ。って、マンダラートってなんですか? なんか、検索した限りでは、マンダラートの方が自分には合ってるかもしれないなぁ。そして、速く書くのはATOKにまかせて、推敲に関してはチェックリストをちゃんと作っておけ、だって。簡単な話なんだけど、そりゃそうだよな。
そして、実践!4つのポイントとして、このようなポイントでATOK2011を使うことを提案されました。
・SPOを上げる: SPO=Stroke Per Output、ATOK2011で省入力など。MRR=Miss-type Recovery Rate(訂正学習率)を上げる
・TPOを最小化する:Transformation Per Output、ATOK2011で賢い変換(関西弁モード)
・PPOを最大化する:Proper-phrase Per Output、気の利いた表現の含有度合い、ATOK2011の連想変換・辞書検索。連想変換は辞書を追加することによって、どんどんコトバが増える
・NPOを上げる:Non-stroke Per Output、打鍵せず出来る出力数。eClip、コピー履歴を残してくれるソフト。過去のコピーを未来にペースト
あ、最後のNPOはATOK2011の話しじゃなかった。それ以外の3点はATOK2011の特徴を活かしたポイントです。この中でも私が気になったのは、連想変換・辞書検索の機能でしょうかね。なんか、しっくり来る言い回しが思い浮かばないんですよね。そういうのは経験がものをいうのでしょうが、プロの書き手じゃないので全然経験値が上がらないんですよね、、、。
ちなみに、シゴタノ!にこのときのスライドがアップされていますので、チェックしてみて下さいー。
・今週のまとめ/文章をもっと速くラクに効率よく量産するための4つのポイント@シゴタノ!
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そして、大橋さんの発表の後は、実際にATOK2011がインストールされているマシンを使ってATOK2011を試してみます。自分のマシンにはATOK2010がインストールされているので、色々と比較して、実際にATOK2011の優れているポイントを確認することが出来ました。
その中で入力ミスを補正してくれる機能はすごくて、たとえば「よろこぶ」と入力しようとして「yろこぶ」と打鍵ミスした入力についても、「喜ぶ」とちゃんと変換してくれます。「ぱsこん」なら「パソコン」、「かくにんしまsた。」なら「確認しました。」と。ちなみに、ATOK2010では「ぱsこん」は「把sこん」、「かくにんしまsた。」は「確認嶋sた」とかなってますね、私のATOK2010では。ただ、この自動補正機能は過去に正しい変換を行っていないと機能しません。その辺りをちゃんと学習して、補系機能が自分なりにどんどん強化されていくのですね。
あと、これは試した訳じゃないのですが、ATOK2011の最も重要な機能として、ブログなどのFeedを登録しておくと、そのサイトからキーワードを抽出して推測候補として登録してくれるおまかせキーワードチャージャーがあります。これはすごいですね、形態素解析エンジンが実装されていて、定期的にFeedをチェックしてくれてキーワードを候補に加えてくれるなんて、なんて近未来的な話しなんだ、、、。そして、自分が興味があるFeedを登録することで、それこそ自分だけのATOK2011が創り上げられるわけです。これこそまさに、『人それぞれ、入力するコトバは違うから』ですよね。
そんなATOK2011ですが、2月10日に発売されるとのこと、って、明日じゃん。私も当然購入するつもりです、、、と、書きたいところですが、なんと今回のブロガーイベント参加者には全員ATOK 2011 for Windows [プレミアム]がプレゼントされたのです、すげーー、ありがとうございます!!
この後、インストールしてみますので、インプレッションについてエントリーを書きたいと思います。モータースポーツ系のFeedを登録しまくって、「ハイメ・アルグエルスアリ」とか「アレキサンドレ・インペラトーリ」がちゃんと変換できるようになることでしょう。なんか、変な変換になっちゃうんだよね、、、「杯目/アルグエルスアリ」とか「アレ機サンドレ/インペラトーリ」とか。